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お久しぶりです。ここ数日涼しくなり、ようやく体調が上向いてきたかなという気がいたします。私の静養中、ハッカーの侵入を含めさまざまなことがあったようですが、執行部の仲間のおかげで、無事サイト運営も軌道に乗りました。今しばらく、この調子で、私自身の活動は控えさせていただき、運営を続けていく予定です。なお、私は、リハビリを兼ねて、ムリのない範囲でつれづれなるままに書けるときは書いていこうと思います。 まごころつれづれ草【１】 【１】‘０８年８月２１日 ２学期以降、何かあったときに、どうする！？ 【２】‘０８年８月２１日 【３】‘０８年８月２１日 Ｋ先生、目覚めよ。 【４】’０８年８月２２日 笑止！ 【５】０８年８月２３日 奇跡 【６】０８年８月２５日 奇跡2 【７】０８年８月２６日 奇跡３ 【８】０８年８月２７日 あのとき 【９】０８年８月２８日 夏の不思議な思い出 【11】０８年８月３０日 ベートーベン 【12】０８年８月３１日 密度の高い掲示板（前） 【13】０８年９月１日 密度の高い掲示板（後） 【14】０８年９月２日 人対協 【15】０８年９月３日 人間の尊厳（『赤毛のアン』と『空の境界』を通して） 【16】０８年９月４日 暴走する土居中幹部教師 【17】０８年９月５日 「普通にしろ」は《差別用語》 【18】０８年９月６日 「１０月１日公開宣言」について 【19】０８年９月７日 《実弾》を視る か、「お子様番組」を見るか 【20】０８年９月８日 告発の勇気と、教師の真の仕事 【21】０８年９月９日 青木議員さんと野村教育長さんに拍手！！ 【23】０８年９月11日 朝の想いと祈り 【25】０８年９月12日 今の土居中学校はこの点に欠けている 【26】０８年９月13日 是は是、非は非 【27】０８年９月15日 非が是！？ 【１】２学期以降、何かあったときに、どうする！？ 子供が大変になるのはこれからです。夏休み明けから、体調を崩したり、思春期真っ只中に突入したり、生徒は不安定になっていきます。 今の土居中は、「森を見て木を見ず」です。 学校が落ち着いている？？？？？ それは、本当に学校が「荒れる」という体験を克服した教師でなければ分からないことです。 昔、 平成３年のことです。今の土居中の教務主任は知っているはずです。 これは、本当に「荒れて」いたようですね。Ａ教諭によれば。 しかし、土居中が昔荒れていたのは、表面だけなのです。バイクが校舎の中を走るくらいは大したことではないのです。 生徒が、心の荒れを外に出しているからです。そのサインを受け止めて1対１で寄り添って話をよく聴かせていただく。教師のやるべきことは分かっています。けれども、本心を外に出すことをやめた子供は、心の荒れを自ら封じ込めてしまうわけですから、まずは、その閉ざしてしまった心を開くことから始めなければなりません。そのことの困難さを考えれば、バイクが校舎の中を走るくらいは大したことではないのです。 けれども、学校という場の秩序が、原子炉が炉心溶融をするように崩れ去ったときは、悠長なことは言っていられません。学校が本当に荒れるということは、 すなわち、生徒が「組織的に荒れている」のです。 Ａ教諭から、私はそれを聞いて、耳を疑いました。 お聞きください。 特に保護者の皆さん。小学生をお持ちの皆さん。 今、土居中は「荒れて」います！！ 組織的に荒れているのです。それは、 ただし違うのは何かと言うと、 平成３年度までの 平成２０年度までの四国中央市立土居中学校は 教師が荒れています。 そこだけが決定的に違います。 ですから、一見、落ち着いているようには見えます。 しかし、子供達がその中で受ける「歪み」は、恐ろしいものがあります。 生徒達の柔軟な思考力よりも、偏った見方・考え方の洗脳、そして洗脳にかからぬ生徒と保護者の弾圧。手段を選ばず、これを強引に推し進める土居中学校という、公教育組織。恐ろしいですね。 その「歪み」は、何年後に、生徒達の心身に、痛みや苦しみの症状となって現れてくるでしょうか？ そう考えてみると、校内をバイクで走ったりタバコを吸ったりするほうが、よっぽどマシであるということになります。（子供自身のために。） お聞きください。 子供達は目に見えないところで蝕まれています。 学校が落ち着いているように見えれば見えるほど、蝕まれています。 要注意です！！ 警鐘を鳴らします！！ 学校は当然ですが、教育委員会もどうも今はまだあてになりません（改革のスピードが遅い！！ モタモタしている間に何人の子供を潰すつもりか！？） しかし、教育委員会も確実に新しくなりました。教育長さんが精力的です。 私たちは、今までは、なにかあったら法務局へと、勧めていました。それはこれからも同じです。人権侵害がまかり通る土居中です。同じ人が何回訴えてもかまいません。何かあったらすぐに訴えましょう。 いろいろな人が新たにこの問題を知ってくださって、新たに動き出して下さったのはありがたいことです。 そんな中で、共産党というひとつの大きな組織が、真実の糾明に乗り出してくださったことも私は本当に嬉しく思います。 今後も学校で、教師集団によるイジメは続くでしょう。 そのときどこへ訴えればいいのでしょうか？ 親身に動いてくれるのはどこでしょうか？ 選択肢は増えています。 ？教育委員会？ … しかしこのＨＰはあまり役にたちません。今の情報では電話でも役に立ちません。改善をお願いします。ここには内部に「スパイ」がいるので直接行くときも電話でも「スパイ」に筒抜けになっていることを頭に入れておく必要があります。率直に言って、土居中を指導監督すべき教育委員会も現段階ではあまりあてにはならないことが残念でなりません。 法務局 … すぐに話を聞いてくださいます。手紙でもＯＫです。但し手紙の場合、本人の氏名を忘れないように。それを忘れると、無効です。 青木議員さん… 今一番行動力があって頼りになるのはここでしょう。どんな小さなことでも、青木議員さんに言うようにするといいでしょう。 ランさん … 皆さんにとって心強いグループが立ち上がりました。ランさんについては、掲示板の書き込みをお読みの方はご存知でしょう。本当に強い気持ちを持った土居中の保護者が立ち上がりました。まごころ教育を通じて、あるいは青木議員さんを通じて相談することができます。 ２学期は特に、上に述べたような環境でスタートします。保護者の皆さんは、ご自分のお子さんやお友達の言動に気をつけて、問いかけてあげてください。語りかけてあげてください。そして何よりも、傍らに寄り添って聴いてあげてください。 なにかあったら、皆さんで話題にして、青木議員さんやランさんにご相談されるとよいでしょう。 【２】 ＨＯＭＥページの中にピンクの四角のまま残されているところがあるのにお気づきでしょうか？ ここは、『証明』となる欄です。 「カレラ」は 「まごころ教育に書いてあることはすべて嘘だ」 と大言壮語してはばかりません。 ここまで時を延ばしたのに、自分達の行いを振り返るどころか、上記の主張に拍車をかけるばかりです。 そこで、私が元気になったら、 「かれらの主張は誤りである」 ことを、証明する予定でおります。 彼らに自浄能力がないことが、十分カレラ自身の手によって宣伝され尽くしたら、そのとき、証明いたしましょう。 まだ、時間はあります。それまでに、教育委員会は、自浄能力があることを見せてください。これまでのように土居中６人衆だけの言い分を聞いて、虚偽の事故報告書を提出し、取り下げてない現状では、市民からの信頼は極端に低くなっています。 この数ヶ月の間に私自身の考えも変わりました。 私は、青木議員さんの今の活動を見て、そこに信頼を置くようになりました。 解放同盟？ 人対協？ 体面を考えてそれだけの理由で、生徒達の声を封じるべく掲示板を告訴した事実は、歴史に刻まれました。早く過ちを修正すべく、告訴を自ら取り下げ、ＴＯＰを挿げ替えて新しい組織に生まれ変わられることを、祈念します。 どうか、それぞれのお立場で、ご自分の目で見て頭で考えられてください。 みなさん。子どものいのちと心を救うのに何を躊躇するのでしょうか。 平成２０年８月２１日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【３】Ｋ先生、目覚めよ。 Ａ教諭は絶対にあなたのことを悪く言いません。それどころか、 「自分はあの人に恩がある。土居中へ行って、朝、職員室へ入るとき『おはようございます』と言っても幹部連中はあてつけのように無視を決め込んでいた頃、Ｋ先生だけは、いつも心配そうな表情で挨拶を返してくれて、『大丈夫ですか？』と言ってくれた」 と、Ａ教諭は言います。 あなたが変わり始めたのは、年が明けてからのようですね。何があったのでしょう？ 私達は、正月の剣道部の合宿で幹部連中に弱みを握られたのだと推測しています。 平気でそうやって脅してくる輩ですからね。 今のところ、私達の認識としては、あなたはＣ１～Ｃ６とは違う、と捉えたいと思っています。 けれども、これ以上、ピエロを演ずるようなら、あなたを庇いきることはできません。 どちらを取るべきか、よくお考えください。人間として。 今夜の会のような役周りを今後も演じて真っ黒に染まっていくのか？ それとも、あなた本来の白を取り戻すのか？ これは、根本的に大切なところではないでしょうか？ すでに、何通も、教職員の方から、連絡が入ってきています。（ありがとうございます。） 話をしても仕方がない相手には、個々では相手にしません。（もはやその時期ではありません。）あなたには、どうか早く抜け出して、「人の道」に戻っていただきたいと思っています。 平成２０年８月２１日２３時５５分 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【４】笑止！ 今日は、こちらからＡ教諭（河村）に電話して、昨夜の会のことを伝え、『名前を晒して悪者に仕立て上げた』旨を伝えました。以前の私なら、気を使って言うのは控えたでしょうが、体調を悪くしているもの同志、不思議と距離は近づきます。すると、それを聞いた河村はおかしくてたまらないように笑い出しました。この笑いが含む深い意味もあるのですが、それは内緒です。 ともかく、自分が正しいことをしていれば、何も恐れるものはないのだということを、河村の豪快な笑いが示していました。 まだ、体調の回復はゆったりしたものだそうです。私自身がその状態なので、お互い苦しさがよく分かります。 しかし、私には視えます。河村も私も、元気を取り戻す日が来ることを。河村には職場復帰というハードルがありますが、南中は、教師集団のあのすさんだ土居中とはまるで全然違います。きっと、このハードルも乗り越えられるでしょう。 私はその日を楽しみにしています。 電話で笑い声を聞いたとき、分かりました。 土居中での生き証人が立ち上がる日が来たときのことを。 彼が立ち上がったら、怖いですよ。確か、Ｔ教務主任は、 建て直しの１年間、あなたは何をしていたのですか？ 本当に荒れた学校を建て直すということの意味を分かっていたら、あなたの今のような行動及び言動はありえないでしょう。 Ａ教諭は、その年、本当に「荒れて荒んだ」西中に飛び込んで、体を張って守ったのです。何を？ 自分が学年主任している学年の生徒を。そして、学年団の教師を。 情けない、土居中の幹部教師達よ。河村のつめの垢をせんじてお飲みなさい。 本当に守るべきものは何か？ それを、よくお考えなさい。 今はまだ、河村の回復には時間がかかります。 すなわち、土居中での『生き証人』が立ち上がる日までには。 生まれ変わるなら、今ですよ。今しかありませんよ。 平成２０年８月２２日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【５】奇跡 人の心が変わることは奇跡と言っていいでしょう。昨日掲示板にて、その奇跡が現れました。その場に参加していた人は皆、涙を流されました。 それは、 に始まります。すぐに愛知県のお医者様が [951] 至急 桃子さん及び全保護者のみなさんへ 投稿者：愛知の精神科医 をかきこんでくださいました。そして、 さんの書き込みが入ります。 この瞬間、何かが変わったのです。 それは不思議な不思議な感覚でした。あのとき、あの場にリアルタイムに掲示板にいた人は、誰もがお感じになられたのではないかと思います。温かい気持ち。安心できる気持ち。知らぬ間に涙が出てくるような気持ち。 保護者 父さんの書いてくださったお言葉こそが、「相手に寄り添う」ことだったのです。そのとき、それを読んだほかの人も癒されます。 さんは、直前に胸がドキドキする圧迫感のようなものがあったのですね。それがきれいに癒されたのでした。 不思議なこの空気はまだ続きます。 さんの書き込みでした。 大人も、子供も関係なくみんなが、癒されていったのでした。 当然ですが、私もその一人でした。 人生、はじめから、解答が分かっていることなどありません。 あの一瞬に心を砕いて寄り添ってくださった保護者 父さん。 私は、あなたを尊敬いたします。 また、自分の弱さを隠さずに、さらけ出してくださった元2－3生徒さん。 私は、あなたを尊敬いたします。 平成２０年８月２３日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【６】奇跡２ 新たな人との出会いが与えられること、これも奇跡です。出会いは自分で作ろうとして作れるものではありません。 [1003]
母さんパワーで守るよ 投稿者：保護者母さん 投稿日：2008/08/23(Sat) 17:34 小樽さん、桃子さん、大人しい土居中生さん、母さんも保護者父さんにばかりまかせないで、あなたたち子どもを守りぬくよ。小学校の先生たちのコメント見ていると涙が出そうになりました。本当にありがとうがざいました。母さんも父さんと協力して子どものためならなんでもするよ。こうなったら母さんパワーはすごいよ。安心して二学期学校に行ってね。 の出現もそうでした。 [1009] 父さん・リリアさんへ あの地面を這う小さな蟻とても、何匹も集まれば大きな力になってるではないですか。無力なような保護者でも、本気になればそれは大きな力になると信じています。いいえしてみせます。かわいい子どもたちのために。今はとっても無力です。正直なところ。でも、かわいい娘が私のそばにいてくれるかぎり、娘が屈託なく笑ってくれる日が来るまでは、土居中のすべての子どもたちがこの書き込みに「毎日の学校が楽しい」と書き込んでくれる日までは、かあさんは時には蛇にも鬼にもなりますよ。たよりにしてね。リリアさん、とうさん。女は子供を生む苦しみとともに、この世にこれ以上ない喜びも同時に経験してますからね。強いよ。今に一匹二匹の蟻さんも、見ていてきっと大木をも倒す大集団になるよ。 [1016] 小樽さんへ 母さんは保健室の先生ととっても仲良しです。ここに保健室の先生と名前をだせば迷惑がかかるかも知れないと悩みました。彼女に言いました。「私は小樽君の信用のためにあなたの名前をだすよ」と、彼女いわく「あなたが子どもを思う気持ちはじぶんも子を持つ母親としてよくわかる。土居中の子は私の子でもあるからね。いやいやおばあちゃんかな。名前くらいどうぞどうぞ、名前出したからと言って犯罪にはならないでしょう」と言ってくれました。誰でもいいから不信に思ったら保健の先生に聞いてね保護者母さん知ってるって。でも今はなまえは秘密にしています。ごめんね。 [1031] 一卒業生さんへ あなたはとっても優しい方ですね。そしてその先生を「人を傷つけない」人としてこれからもあなたの支えにしておきたかったのですね。でもね、人は心にいろいろな思いを持っているのも間違いないのですよ。物体も右や左、上や下などいろいろな角度で変わって見えるように、人も環境、周りの人の考え、生い立ち、自分の地位、野心他いろいろなことで自分を抑えながらも変わってくるのです。これが娘の言う「大人はきたない」と言う言葉に結びつくのです。年末に除夜の鐘をならすでしょう。人間の百八つの煩悩といって百八つの気持ちが入れ替わり、あるときは人を傷つけ、ある時は人に優しく（やさしくしなければいけない場面・人）それも考えてできるのです。でも今回は病気を知り、それについて学習もしていなかったらしいので、母さんは絶対許しません。あなたたち（わが子）もふく 多くの人が、この「母さん」の言葉を読んで励まされたことでしょう。 何よりも、自分達のために立ち上がってくれる人がいる！！ このことが、どんなにか大きな励みになったことでしょう。これまで、「保護者 父」さんの書き込みに涙し勇気をもらった人が大勢いました。そして、ランさんが旗揚げして、現実世界でのつながりができていきました。 そんなとき、そういった「立ち上がり」を潰そうとするかのような８月２１日のA教諭吊るし上げ大会があり、子供達や保護者の皆さんを不安に陥れようとしました。 そういう中で、「保護者母さん」の書き込みが、彗星のように入ってきたのです。 立ち上がる………！！ それがどんなに大切なことであるか、無意識の内にもお感じになられたのではないでしょうか？ 皆さん。いかがでしょうか？ これまで、 「せめて３年間我慢すれば…」、「あと○年間やり過ごせば…」いつの間にか、それ じっと耐えて忍ぶことが必要なときもあります。 どうでしょうか？ 今、そのときでしょうか？ 今、じっと耐えて忍んでいたら、「保護者母さん」の書き込みを読んだときのような勇気、励ましは、少年少女たちの心の中に起こったでしょうか？ 今、じっと耐えて忍んで済ませたら、若き少年少女たちの心の中には、次のような大きな呟きが生まれ、心を占領してしまうのではないでしょうか： 「どうせ、何をしたってダメなんだ。あきらめるしかない。」 「どうせ、大人は信用できない。」 そのつぶやきが、潜在意識の中に種として蒔かれます。その後の一生を支配する未知数Xとなります。 何か試練や、困難がやってきたとき、このXに支配され、土居中出身者は、すぐにあきらめる、見てみぬ振りをする、そうやって、大切な試練を捨ててしまうようになるのではないでしょうか？ 今、「保護者 父」さんや「保護者母さん」が、背中で生き方を見せてくれています。それは、太陽の光を思わせます。 やり過ごすか、それとも立ち上がるか、この２つの生き方の相克。 闇と光の相克。 弱さは、全て自分の中にあるのであり、全て土居中幹部や同和団体の中に、原因があるのではありません。一人ひとりの住民の心の中にある弱さ（闇）が、 今回、集会で槍玉に挙げられたA教諭。この時点でサイト上にも私達は名前を出しました。河村教諭。 これは、私たちの立ち上がりです。 そして、挑戦状です。宣戦布告です。 いかがですか。皆さんも、私達や、ランさんや「保護者 父」さんや「保護者母さん」たちと一緒に立ち上がりませんか？ 何を大切にしたいのか？ 何を守りたいのか？ それを一緒に考えて、本当に守っていきませんか？ 土居中での最後の日まで、それを守ろうとして、そして倒されたA教諭が、吊るし上げ集会に晒されたことを聞いて豪快に笑い飛ばしました。 そういうものです。 本当に守るべきものを守ろうとして、倒れたとしても、必ず復活できるのです。そのときには、「恐れ」るものはないのです。 平成２０年８月２５日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【７】奇跡３ 気持ちが立ち上がるということ。それまで持てなかった気持ちが自分の中に立ち上がるということ。これも、ひとつの奇跡です。 掲示板において、今日、またひとつ奇跡が起こりました。 [1046] 土居中生と保護者の方へ 投稿者：うつ患者さん の書き込みです。 これは、Ａ教諭（河村）と重なるところがあり、また今の そこで、この大変貴重な書き込みについては、ここに改めて再掲します。
全国の皆さん。どうか、この一人の純粋な魂の叫びに応えてください。 去年の土居中の卒業生です。 したがって、Ａ教諭が４月に新任式で「自分はうつ病である」とカミングアウトするのを見ています。学年集会で、更に詳しく自分の病状を説明するのを聞いています。 生徒達は、Ａ教諭を心から受けいれました。 しかし、２学期以降、Ａ教諭がいじめられているのではないか？と生徒達（2007年度3年生）は気がつき始めます。 そして、3学期、あのような形でＡ教諭が土居中教師集団によって潰されているのを、まざまざと見ているのです。 今現在、小中学生がうつ病を発症するのは珍しいことではなくなりました。 ただし、このうつ患者さんのように、「うつ病」の診断をもらう児童生徒は少なく、病院へもいけず、原因不明の苦しみと、孤独に闘っているのです。もちろん、診断されて通院を始めても、症状がよくなるわけではありません。 皆さんは、どう読まれましたか？？ 何度も何度も、お読みください。子を持つ親の方は、ご自身のお子様が書いていると思って読んでください。 いかがですか？ 悲壮さが伝わってきませんか？？？ 今の そんな するということは、 『抹殺されてしまう危険性がある』 ということです。 それでも、カミングアウトすることを選び実行した、うつ患者さん。 私は泣けて泣けて仕方がありません。 どれだけ、これまで追い詰められてきたことでしょうか！！？？ ＞私は土居中の卒業生で、在学中にうつを発症した者です。 このひとことが、今の ＞しかしうつ病になって保健室にしかいられなくなり、保健室での様子を直に見て、傷つくのが自分だけではないことに耐えられなくなったのです。 ＞コトを起こすまでに幾度も自分のことを傷つけ、痛めつけました。それでも信頼できる仲間に助けられながら、コトを起こしました。 この言葉の重み、苦しみがお感じになられるでしょうか？ ＞保健室にしかいられなくなり ＞傷つくのが自分だけではないことに耐えられなくなった ＞コトを起こすまでに幾度も自分のことを傷つけ、痛めつけました。 この言葉がどれほどの苦しみを抱えているか、ご自分の心に響いてくるでしょうか？？ Ａ教諭は、自分だけがパワハラでやられるのなら耐えたのです。もちろん闘っていました。しかし、子供達が動揺してはいけないからと、孤独に、誰にも知らせず、ご自分と奥様のおふたりだけで闘っていました。 しかし！ うつ患者さんの苦しみは、自分の外にある者ではなく、まさにＡ教諭の受けてきた苦しみでした。うつ患者さんはまた、自分だけが苦しいのではなく、保健室の惨状（傷つくのが自分だけではない）に絶えられなかったのでした。 土居中教師によって、自分と同じように苦しむ友達が潰されていく…！！ それに耐えられないのでした。 うつ患者さんは、「後輩には絶対にこんな思いをして欲しくない」と嘆きました。 Ａ教諭と同じように、うつ患者さんは闘いました。 ＞コトを起こすまでに幾度も自分のことを傷つけ、痛めつけました。 この苦しみが分かるでしょうか！？ 自分が苦しいから逃れたいのではない。土居中を、 その一心から、闘ったのでした。 Ａ教諭は、２学期最後の授業で、「自分はいじめられている」ことを公表します。私達は、まごころ教育のサイトを立ち上げます。 うつ患者さんは「コトを起こしま」す。 3年生は、１月に立ち上がります。しかし、土居中教職員のほとんどによって、潰されます。 闘いはサイト上に移行します。 もちろん、現実世界で、相変わらず「まごころ教育はすべてウソである」と、土居中幹部教師は言い続けてきました。 その挙句、８月２１日の吊るし上げ集会。 さあ。このような状況をうつ患者さんは全て把握しておられます。しっかりと認識しておられます。 その中で、あえてこの書き込みをしたのです。 両親が守ってくれるのならまだしも、親をも警戒しなければならない。 そんな中での書き込み。 命がけ…まさに命がけなのです！！！ うつ患者さんの命がけのメッセージで締めくくります： ＞土居中生の皆さん ＞保護者の方 平成２０年８月２６日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【８】あのとき あのとき、あなたは、私達にくださいました。 希望の言葉をくださいました。 今日、携帯からこのサイトが見える（「まごころ教育」で検索）ことを知り、HOMEページを少し修正しました。 まごころ教育０１から１０までを１ページにまとめました。 そして、あの頃のことを思い出しました。 あの頃は、まだまだ孤独な闘いでした。 あなたがくださった、神の慮り（まごころ教育０２）を今見て、あの頃のことを思い出しました。 私達がこのサイトを作って、求めたものは、まだ実現していません。 けれども、私達は、多くの多くのものを与えられました。 心ある人々との出会い。 私達の願いはすでに聞き届けられているのです。 多くの心ある人々に心から感謝いたします。 そして、この光の輪がさらに広がっていくことを祈り続けます。 皆様全ての方に、神の光が降り注がれますように。 平成２０年８月２７日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【９】夏の不思議な思い出 １０年を一昔と言うならば、あれは、四昔以上前の、ある夏の出来事。忘れられない不思議な出来事。 私は、走るのが好きな少年でした。特に長距離が。『さまよえる王子』で出てきた機滝へもよく行っていました。自分の家の裏庭のような感じでした。夏、西に日が大きく傾く頃、「機滝へ行ってくる」と言って、家を飛び出します。当時の私は、上り坂があれば嬉しかった。そこを走って登るのが気持ちよかった。急な上り坂があるほど嬉しかった。装備も何もなく、ぶらりと家を出て、赤星山まで走って上り走って下りたりしたものです。 だから、機滝は裏庭みたいなものでした。 ある日夕方家を飛び出し、機滝へ行ったときのことです。しばらく滝と向かって、滝の轟きと水しぶきを体に浴びたあと、岩から岩へ飛びながら帰ろうとしたとき、ぬれている岩に足を滑らせ。転んでしまいました。そして、左足を大きく打ちつけました。打撲だけならよかったのですが、左ひざのじん帯を伸ばしてしまった様です。左足に体重をかけないように、びっこを引きながら杖を突いて、ゆっくりと山道を下りました。いつもなら、当に家に帰り着いてあろう時間に、まだ、林道まで出ません。はじめはまだマシだったひざの痛みが、次第に大きくなって、もう左足に体重をかけるのも困難になりました。あたりは薄暗くなっています。道は十分知り尽くしていますので、迷う心配はありません。しかし、夜帰らなくて、家のものに「捜索願」なんか出されたら大変だ、かといって、真っ暗な山の中で野宿する思い切りも出きない。せめてビバークできる装備を持ってきていたら、と後悔したものです。あたりはもう薄暗くなってきていました。 薄暗い中で、足元の白つめ草の白色が、やけに明るく感じたものです。「そういえば、ポラーノの広場の白つめ草は、夜になるとぼんやりと光ってその中に数字が見えるんだったな」とぼんやり考えているときのことでした。 「○×△＃＄％＆…」 人の声がしました。振り向くと、少女が立っていました。年は当時の自分と同じか下だったでしょう。髪がシルバーでした。一瞬ぎょっとしましたが、彼女が近くにしゃがみこんで私を見つめる、その顔をよく見ると、やさしい表情だったので安心しました。たぶん瞳の色も黒ではなかった。薄いグリーンか薄いブルーだったと思います。『どうして外国人が…？』と不思議でした。 彼女は何度か、話しかけてきましたが、何を話しているのか分かりません。私は身振り・手振りで左足を怪我して歩けないことを伝えました。 少女は、川へ降りて行き、すぐ戻ってくると、冷たく濡れたタオルで私のひざをぎゅっと固く縛りました。そして、立ち上がって、何か言います。言葉は通じませんが、「さあ、帰りましょう」といっているのだということがすぐ分かりました。 彼女が肩を貸してくれ、私は彼女の肩に左腕を回し、彼女を杖代わりにして、歩きました。はじめは遠慮してあまり体重をかけず左足の痛いのも隠して歩いていましたが、すぐに彼女は見破って怒ります。 それで、「そんなら」と思って、彼女に次第に体重を乗せていきました。彼女は、ちっともつぶれる様子はありません。そして、私の左ひざは体重をかけない分楽になります。 林道に出てからは、まるではじめからこうして歩いていたかのように、彼女とピッタリタイミングも合って、スイスイ歩けるのでした。左足にはもう完全に体重をかけず、右足と彼女とで、スイスイ歩いていきました。 もう真っ暗になる頃だと思うのに、不思議と道はよく見えました。 自転車を置いてあるところまで来たとき、私は自転車を指して、「あれは自分のだ。ここからは一人で行ける」と身振りで話しました。その後ずっと不思議でしたが、これが一回で通じるのでした。 彼女はなにか言いました。もちろん言葉の意味は分かりません。しかし 「じゃあ、あなたは、もうあとは一人で帰れるわね」 と言っていることがすぐ分かりました。私は首を縦に振って、 「ありがとう」 と言いました。彼女は手をバイバイと言うように振りました。 自転車を漕ぎ出す前に、『彼女の名前は？』と突然思いました。 そこで、 「What’s your name?」 と聞きました。明らかに彼女がこれまでに話した言葉は英語ではなかったのです。とすれば、わざわざ英語で聞かなくても、日本語で聞いてもよかったのです。 でも、次に彼女が応えた言葉は、少なくとも最初の単語は聞き取れたのでした。 「Sophia Mar…」 かなり長い名前だったので全部はわかりません。しかし、始めの「ソフィア」のみは、はっきりと聞き取れたので、 「ソフィア？」 と聞き返すと、彼女はにっこりうなづいて、 「ソーニャと呼んで」 といいました。もちろん日本語ではありません。しかし、そういったのが分かったのです。 「ソーニャ、ありがとう。本当に助かったよ。」 私は日本語で言いました。 ソーニャは再びにっこりうなづいて、私の帰路を指差し 「早く帰らないと、おうちの人が心配するよ」 と言いました。私は、手を振って、右足で自転車のペダルを漕ぎ出しました。帰りは坂道なので自転車はスーッと動き出します。ガタガタ道なので、振り返る余裕はありません。真っ直ぐ下りて、一度止まり右足を突いて後ろを振り返ったときには、ソーニャはもういませんでした。 私はそのまま家に帰りました。ずいぶん遅くなって「心配した」と叱られることを覚悟で帰ったら、それほど遅い時刻ではありませんでした。 あれから、もう４０年たちました。あのソーニャは、一体誰だったんだろうかと、その後もよく考えました。今年、夕立三郎さんの『さまよえる王子』が出て、それを読んだ私は、４０年前のあの出来事を思い出したのです。その後ソーニャに会ったことはありません。 もうすっかり過去のこととなっていた、誰にも言ってなかったお話です。 『さまよえる王子』を読んで、私は「もしかしたら、」という考えが起こったのです。「もしかしたら、また会えるかも知れない。」 それで、夕方散歩に行くとき、時々、車で土居まで行っては、あの山道を歩きます。 もしもまた出会うことが会ったら、きっとソーニャは、あのときのままのソーニャだろうという確信を持ちながら。 平成２０年８月２８日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【10 私は けれども、父親の仕事の都合で、その後私は西へ西へと引っ越すようになります。奈良の新薬師寺の近くにボロアパートを借りて一家で住んでいたこともあります。奈良の雰囲気は大好きでした。東大寺などへは歩いてよく遊びに行ったものです。法隆寺も好きでしたが、これは休みの日に家族でよく行きました。 小学校時代後半から、いきなり九州福岡に引越しになります。おじとおばが居て、由布院の温泉や長崎に、夏休みのたびに連れて行ってもらいました。 父の転勤の最後は、四国でした。 さて、その後、私が大学へ出ると、家族は新居浜へ居を構えました。 大学の休みに帰ってきたとき、土居の自然が遠く離れたのが残念でしたが、自転車で峠を越えては土居までやってきて、海や山を満喫したものです。 それほど、懐かしい しかし、教員採用試験で、新居浜で採用になって、両親もいるので、私は、あえて土居に戻ることなく、新居浜に居を構えたのでした。 住みやすさからいえば新居浜と土居、それぞれ一長一短あります。 私が最も愛するのは けれども―。 『うつ病差別事件』があってからですが、特に、私は 今２００８年夏現在、 あれほど豊かな自然と風景と清流などなどに恵まれながら、人心は荒れに荒れ、すさみきっています。 教師の仮面をかぶった獣が、土居中を城にして占拠し、その背後にべったりと亡霊のごとく貼りついている魑魅魍魎の影。 しかし、皆さんにぜひとも着目してほしいことがあります。それは、 これほど歪んだ時空間は、彼らによってのみ作れるものではない ということです。 煩悩は１０８つあるとされています。これは大きく４種類の範疇に分かれます。１０８÷４＝２７ですね。各範疇の中で２７個の煩悩がうごめいているのです。各範疇は、更にそれぞれ３つの領域に分けられます。２７÷３＝９ つまりこれら９こずつの煩悩の構成要素が、全体として１０８つになるのです。そういうわけで、４つの各範疇は、更にそれぞれ分けている３つを見ていけば、その正体があらわになることになります。 ［教師の仮面をかぶった獣が、土居中を城にして占拠し、その背後にべったりと亡霊のごとく貼りついている魑魅魍魎の影］ は 【くそっ → この野郎 → とことんやっつけてやる！】 この煩悩であらゆる活動をします。 さて、問題は みなさんには次のような煩悩が働きます。 【えーっ → 怖い → 吊るし上げられたらどうしよ？】 これを『恐怖・逃避の煩悩』とでも言いましょうか？ それに対して前者の獣と魑魅魍魎たちの煩悩を『攻撃・荒れの煩悩』と言いましょうか。 なにかが起こったとき、獣と魑魅魍魎たちは『攻撃・荒れの煩悩』を発動します。それを受けた 犬でも弱い犬ほどすぐに吠えるのを知っているでしょうか？そして、こちらが逃げ出したら追いかけてきます。 それと同じことが煩悩の世界で起こっているのです。 『攻撃・荒れの煩悩』 と 『恐怖・逃避の煩悩』 の間に８の字の無限ループ（∞）が回っているということです。 こうして、 生徒を、命と心を、守るべき学校で、 『うつ病差別事件』が起こり、『１．１６警察導入事件』へと発展し、さらに、『虚偽報告書・告訴 冤罪事件』なる《犯罪》にまでことが歪んで行っているのです。 このように見たとき、わたくしの申し上げたいことがおわかりいただけますでしょうか？ 私達が『恐怖・逃避の煩悩』を働かせる限り、獣と魑魅魍魎たちは、弱い犬同様にどこまでも追いかけてくる、すなわち、 恐れるのではなく、憎しみのエネルギーを発動させるのでもなく、 ただ、マザーテレサのように、守るべきものを守る。その気持ちを自分の内に立ち上げる。 それが、上記の無限ループを断ち切り、新しい清涼な空気の流れを招きいれ、そして歪んだ 私達が守りたいものは何なのか？ 私達が本当に守るべきものは何なのか？ それを、ぜひとも、考えてみませんか？ 平成２０年８月２９日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【11】ベートーベン ５，６年前のこと、NHKの『そのとき歴史が動いた』でベートーベンのことをやったことがありました。それを見て私は初めて、ベートーベンが身分差別に苦しんでいたことを再認識しました。 相思想愛になった相手とも、身分の違いから、分かれなければならなかったこと。だから、自由をもたらしてくれるとナポレオンを信じたのに、彼が皇帝になったと聞いて交響曲第３番を破り捨てたこと。 ベートーベンは、あの貴族身分社会にあって、差別に苦しんでいた。 小さいときから、私はベートーベンが好きでした。伝記も読みました。ますます惹かれました。 「悩みを突き抜けて歓喜にいたれ」 この言葉に感動したのでした。 そんなベートーベンが、差別社会の中で苦しんでいたことを、あの番組は、はっきりと教えてくれました。 愛する相手と決して一緒になれない差別社会。分かれる決心をしたときの苦しみやいかに。 ベートーベンには次から次へと苦難が襲い掛かります。ある日気づいた聴覚の異常。医者にかかるが一向によくならず、次第に失われていく聴覚。ついには完全に聞こえなくなる。音楽家にとって、どんなに大きな試練だったことでしょう。 さらには甥のカールのこと。そして、自身の病。 さて、私は、これまでにいろいろなベートーベンの曲を聞いてきました。 今日は、交響曲第５番『運命』について書きたいと思います。 これは、ベートーベンが友人に「運命はかく戸を叩く」と言ったという、タタタターンが全楽章を貫く壮大な、交響曲です。 私がうつ病を患ったどん底の時には、あらゆる音楽、映像など、人工的な刺激は苦しいだけでした。ただ、どうしようもない苦しさとともに、じっと寝ていることしかできませんでした。 そうして、ようやく回復して来た頃、今度は以前のようにことをできない自分に直面しました。以前安々とできたことが、全てできなくなっています。そして、医師から「徐々に慣らしていかなければいけない」と言われて、自分ではセーブしてやっているつもりなのに、いつの間にかがんばりすぎで倒れてしまう…。こんなことの繰り返しの日々が続きました。 さらにつらかったのは、もう見た目も元気な私が、そういうわけで倒れて寝ているのを、周囲の人の中に「怠け癖がついた。もううつ病は治ったのに、また怠けている」と見る人がいたことです。 と言うよりも、あの頃の社会的理解はそんなものでした。関係が親しくなってくると、どうしてもその溝が現れてくるのでした。 自殺衝動が起きるのはそんなときでした。 そんな頃、私はテレビをつけたことがありました。ちょうどベートーベンの『運命』が始まるところでした。私の手はスイッチを切ろうとしながらも、意志は手を動かさなかったのです。 結局、全楽章聞きました。 それから１ヶ月くらい、毎日毎日、ベートーベンの『運命』を、昔学生時代に録音していたカセットテープで、何回も聞きました。 気持ちがよかったのです。 不思議でした。うつの時にはまったく聴けなかった音楽。調子がよくなっても、どちらかといえば、パッヘルベルのカノンみたいな美しい穏やかな曲がよかったのです。 ベートーベンは激しすぎてダメだと思っていました。 それが、気持ちにピッタリとよりそって、来るのです。 私の精神が、求めていたのでしょう。 体が、何かの栄養が不足するとそれを求めるように、私の精神が不足している何かを求めていたのでしょう。 ベートーベンが『運命』を作ったときには耳はかなり調子が悪くなっていたといいます。その病の苦しみに中で、差別の苦しみとも闘っていた。 私も、そうだったのです。病の苦しみと差別の苦しみ。 だから、ベートーベンの『運命』を、私の精神は求めていたのでしょう。 １ヶ月ほど、毎日聴いて、私の《『運命』を聴きたい衝動》はようやく落ち着きました。 たぶん、私の中にかけていた心の栄養が満たされたのだと思います。 平成２０年８月３０日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【12】密度の高い掲示板（前） 昨日の掲示板を見て、８月２１日の夜の密会についての意見が続いているのを読みました。まず、その点に嬉しい思いがいたしました。なぜならもう１０日まえの出来事ですが、誰が主催し、どうやって 身内のものだけが集まるのなら問題はありません。 最大の問題点は、主催者も分からぬような正体不明の会に、公教育に携わる教職員全員が動因をかけられ、招集させられたことにあると思うのです。 １０日たった今も、そこに追及の手を休めない人がいることを、とても嬉しく思ったのです。 さて、昨夜、タイモさんの書き込みが入りました。 これはさらにさかのぼって、１.１６事件を考察したものです。 私はビックリしました。その論証の完璧さは、芸術的な美しさをさえ感じさせます。真・善・美における真の美しさです。 その後、コナンさんをして「完璧だよ」とうならせました。 おそらくはこれまでどおり「無視」を決め込むのでしょうが、関係幹部の方々や原田議員さんや河村敏和前次長さんには、反論をしてほしいところです。 A教諭へのパワハラ（障害者差別）は２００７年４月以来、幹部教師を中心にして継続的に行われました。それ以前の教職員に対するイジメについては、まだ風聞の段階ではありますが、２００７年以前から続いていたことは間違いありません。 さて、その２００７年度、A教諭へのパワハラが、自分達の思い通りにならないことに苛立ちをつのらせていた幹部達が起こしたのが、１.１６事件でした。 A教諭がこれを事件としたのではなく、幹部連中があえて「事件」としたのです。その意味ではＩ教諭も、診断書をとってくるように教頭から指示を受け、いいように踊らされた「被害者」であるといえます。 始めに帰ります。昨夜のタイモさんのご投稿は大変に質の高いものであります。【仮説】と【推論】が見事に一部の隙もなくなされており、あとは【検証】されれば完璧です。【検証】にはボイスレコーダーが効力を発揮することでしょう。確かに居た人物（村上正哲前校長）を居なかったことにするなど、散々変遷してきた彼らのシナリオ。目的は、 ＞それはＡ教諭が教員不適格者であるという烙印を押すために、そしてＤ中学校から追放するために・・・ 証明される日が近づいています。 タイモさんは、証明されたあとの処置にまで言及しておられます。 ＞外から新鮮な空気を入れないと窒息してしまいますよ。 そうなのです。もはや、市教委が云々するという問題なのではなく、県教委が強権を発動しなければいけない段階なのです。 土居中幹部教職員、及びそれにかかわる議員などが引き起こした 『１.１６警察導入冤罪事件』 はれっきとした犯罪です。 県教委による積極的な調査と処罰が必要とされるものです。 なお、かってではありますが、タイモさんの投稿された [1109] 犯罪者もつくられた は、 『うつ病差別事件』のページに貼り付けさせていただきました。（こちら→） 勝手に使わせていただいたことをお許しください。 平成２０年８月３１日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【13】密度の高い掲示板（後） あなたが、まごころ教育友の会に始めてお手紙（メール）を下さったときのことを覚えています。A教諭の苦しみをずっと見てきた私には、あなたのおっしゃることが全て、よく分かりました。そして、お返事を書きました。どんな内容を書いたかは覚えていません。 私が今でも覚えているのは、その後あなたが下さったお返事でした。そのお返事の始めに、こう書いてありました。 「自分のいうことを分かってくれたのは、母親だけでした。」 今もその言葉が、私の中にありありと残っています。 （まごころ教育の何番かに記録されていますからそれを見ればいいのですが、あえて見ずに書いています。） あなたのそのお言葉を読んで、２重に嬉しかったのを覚えています。 ひとつは、あなたが本当にいいお母さんをお持ちだったこと（それによってあなたは救われた！）。 そして、もうひとつは、私もあなたのお話を「わかった」側に入れてもらえたこと。 私はあなたが最初のお便りを下さるまでに、すでにあなたの孤高なる“闘い”を見ていました。『集まりんしゃい』で。 そしてまた、あなたの限りない“やさしさ”を見ていました。同じく『集まりんしゃい』で。 そして、ですよ。 あなたの、最大の『立場宣言』を一昨日、読んだのでした。 土居中では、今も「立場宣言」、「立場宣言」といいますが、すでにそれは空洞化し、ただ言葉だけが独り歩きをしているように思えてなりません。 一昨日のあなたの『立場宣言』を読んで、去年いた土居中教師の内の何人が、胸をかきむしられるような想いをしたことでしょうか？ 「ああ。キミの苦しみに寄り添えなかった。申し訳なかった。」 何人の土居中教師が、そう思ったでしょうか？ 私も、あなたに言えることは 「知らなかった。ごめんね。」 そのひとことです。 あなたは一昨日（８月３０日）２回、書き込みをされました。 最初の書き込みでは、土居の最大問題点をズバリ指摘されました。 ＞会の責任者の名前を衆目に伏せるのって、民主主義に反駁してませんか？ ＞同和教育は大人たちの我が儘で行っているに過ぎない。 世界中の皆さん。よく読んで考えてください。１５歳の中学生が言えるのです。これだけのことを！！ ただの「悪口」、なんかではないことは、文脈を見れば。あきらかです。 なぜ、県教育長が、ズバリこう言えないのでしょうか？ さて、その答えは、あなたの８月３０日、２つ目の書き込みによって分かりました。 おそらく、あなたの元同級生は、同じ気持ちを受けたと思います。 「ごめんね。気がつかなかった。知らなかった。何も力になってあげられなかった。」 おそらく、そんな後悔に似た気持ちを抱いたに違いありません。 私も、[1112] ワカラナイを読んで、初めて分かったのです。 なぜあなたが１４歳と言う年齢にして、大いなる闘いをしてこれたのか？ なぜあなたが、これまで何人の大人をもってしても崩せなかった [1112] ワカラナイを読んで、初めて分かったのです。 あなたの『立場宣言』ですね。あなたにそういう気持ちがあったかどうかは私は分かりません。しかし、先日の「うつ患者」さんの『立場宣言』に続く、あなたの『立場宣言』。 あなたはここまで大いなる闘いを闘ってこられました。あえて、『立場宣言』をする必要はなかったと思う。 あなたも、意識して書いたのじゃあないかもしれない。 でも、[1112] ワカラナイは、大きかった。 このまごころ教育のサイトにおいて、英雄が次々と飛翔している。 あなたのおじいさん、おばあさんにとって、目がご不自由であるということは一生治らない。一生背負っていかなければならないご病気である。それと同時に、差別偏見の冷たい目が周囲を海のように囲んでいる。おじいさん、おばあさんのご苦労やいかに？ さらに、ご両親がそのような差別偏見の海の中の孤島にいてご苦労されているのを見て大きくなられたお母様。お母様も、差別偏見の大波をかぶり続ける。そのお母様のご苦労や、いかに？ あなたがサラリと書き流した数行を私は何回も何回も読んで涙しました。 そして、初めて分かったのでした。 あなたの強さの秘密が。 「差別をなくそう」、「自分を語ろう」と声高々に謳いながら、実は、それは部落差別だけに限定したものであり、他の差別は、「部落差別とは違う」と言って、見ることもしようとせず、語ることも許そうとしない。 そんな土居中の中にあって、あなたは、鋭敏に、教師の偽善と嘘を見抜き、その嘘の世界を存続させようとする「見てみぬふり」に耐えられなくなったのです。 それが、あなたの強さだったのです。 あなたは決して弱くて転校したのではない。 土居中の、 あなたが傷ついたその年、A教諭も、まったく同じ土居中の、 それを見てきたわたしだから、あなたの傷は本物であり、あなたの闘いは本物であり、あなたは本物の勇者であることが分かるのです。 あなたが、[1112] ワカラナイ において、サラリと書き流した数行に心を惹かれない教師は教師失格です。 さて。以前にもしかしたら書いたかもしれません。とすれば内容がダブりますが、私は今、新たな気持ちで書きますので、気いてください。 あなたが勇者となったのは偶然ではなく必然である。 あなたがこの世に生まれてくる前に、おじいさん、おばあさん、お母さんたちと約束をしているはずです。 私は思います。あなたはきっと、 「この世の差別を少しでもなくせるように。差別に苦しむ人に少しでも寄り添えるように。」 そう誓って、そして、お母さんのお腹へ魂として飛び込んできたはずです。 おじいさん、おばあさん、お母さんたちが、すでに長い年月をかけて差別を受ける苦しみと闘ってこられた。逃げずに闘ってこられた。 だから、それがあなたに受け継がれたのです。 すでに、掲示板を通して、あなたに救われた人がいます。 もしも、おじいさん、おばあさん、お母さんたちが、その受ける差別偏見を誰か換わりに闘ってくれる人に預けて、闘っているつもりで逃げていたなら、今のあなたはないでしょう。 今の あなたは、すでに、そこをついているのです。 最後にもう一度、勇者の言葉で締めくくらせていただきます。 ＞同和教育は大人たちの我が儘で行っているに過ぎない。 平成２０年９月１日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【１４】人対協 私達は、このサイトを立ち上げた当初、人対協を支持していた。しかし、途中から、「人対協」と呼んだり解放同盟も含めて「同和団体」と呼んだりして、今は「土居中幹部連中と同和団体」とひっくるめて非難することが多いように思う。 そこで、私の思いをここではっきりとさせておきたい。 「土居中幹部連中」はその構成人員がはっきりしている。旧校長Ｃ１も含めてＣ１～Ｃ６のことである。これについては迷うところは何もない。 現在Ｋ教諭が、彼らと行動にともにしていることで、彼をＣ７として追加して含めるべきかとも思うが、Ａ教諭が、今現在Ｋ教諭が自分のことをどんなに悪く言っているとしても、「自分は彼に恩がある」と断言する。Ａ教諭の心の中にはＫ教諭に対する感謝の思いこそあれ、被害を受けたという思いは塵ほどもない。そこがＣ１～Ｃ６との違いである。あの４，５月、苦しかった自分に人間としてのまなざしを向けてくれた、その恩があるとＡ教諭は断言する。 そこで、私は、「土居中幹部連中」の構成人員は今もＣ１～Ｃ６とする。 さて、拙稿のテーマである「人対協」についてである。解放同盟も含めたとき「同和団体」と呼んでいるが、あくまでも解放同盟は「人対協」のバックにいる別の組織であり、人対協と解放同盟を切り離すことは可能である。 Ａ教諭の話を中心として、「人対協」について考察してみたい。 Ａ教諭は三島へ転任してきた若い頃、新転任教職員同和教育研修を受ける。当時は人対協の前の「同対協」であった。その三島支部長代行の宮本さんとおっしゃる方が部落差別についてお話をされ、結婚差別に言及されて、こういわれた「どうせ、先生らだって、自分の子供や自分が結婚するとなったときには部落差別をするんだ。」それを聞いて若かりし頃のＡ教諭は怒って、「自分にはそんな気持ちはない。好きになって周りが反対するんなら家を出る。自分は今みたいに言われて腹が立つ。」と言ったそうである。宮本代行さんは、そのＡ教諭の発言に対して何も言わなかった。 さて、この話をＡ教諭から聞いたとき、私は思った。 Ａ教諭は、この宮本代行さんに「恩ができた」という。つまり、それは、差別と闘う生き方を背中で見せてくれたということなのだ。だから、「腹が立つ」と真っ向から反論した自分を受け止めてくれた。それが、彼が言う「恩」である。 「同対協」三島支部には、すごい人物が大勢いる。 小倉氏のことを、次に書かせていただく。この方は宮本代行さんのあとを受けて支部長を務められた方だが、個人的にお会いしたことはないが、Ａ教諭の話を聞くと、「先生」とお呼びしたくなる。 他人に対しても厳しいが、それ以上にご自分に対して厳しかったようだ。 同和教育研修会のある席で、Ａ教諭がなにか質問した。そのときＡ教諭は熱く何かを語ったようだ。と言うのは、Ａ教諭自信何を語ったのか覚えてないので。ただ、伊方原発のことで、「地域住民が国家から差別を受けている」というようなことを話したらしい。 すると、翌日小倉氏より、Ｉ教諭を通じてあるビデオテープが届けられたそうだ。それは、伊方原発を巡る住民の闘いを描いたビデオだったそうだ。 私は、この話を聞いて、「プロだ」と思った。 小倉氏は、その生き方全てをかけて、あらゆる差別と闘っておられる。そのことが伝わってきた。部落差別と他の差別を切り離すようなニセモノではなく、「全ての人の痛みは自分の痛み」として生きておられる。 私はそう感じた。Ａ教諭も、このことを通じて、同和教育とは、部落差別を含む全ての差別をなくするための教育だと、強く学んだようである。 もうお一人、書かせていただきたい。Ａ教諭が「西川のおじいちゃん」ともっとも親しみをこめて話す方である。平成３年度、 その翌年Ａ教諭は西中学校に転任になり、１年生の学年主任となる。 炉心溶融状態になった学校は、もはや普通の学校ではない。 Ａ教諭は学年主任兼担任として、家庭訪問で回る。ある母親は、「毎日娘が無事に帰ってこられるか心配で…」と涙を流されたという。 Ａ教諭たちは、まさに体を張って、１年生の生徒達を守ったのであった。 ２年後、ある程度学校が落ち着いたとき、西中学校が市同和教育研究会の会場校になる。学年主任のＡ教諭は、「取り組み」を発表する役になる。たぶん下書きかそれとも冊子にする発表要綱を出したのだろう。西中の同僚が「それではまずいんじゃないか？」とＡ教諭に助言する。Ａ教諭は「いや。自分がやってきたことはそれしかないから、それしかいえない」という。この同僚はＡ教諭とは親しい同年代の仲間であった。彼が何を心配していたかと言うと、「こんな発表じゃ、同対協からなにか言われるんじゃないか？」ということだった。 まあ、ひとことでいえば、Ａ教諭の発表は同和教育研究会の発表としては、それほど型破りなものであったのであろう。 当日、発表でＡ教諭は平成４年度から、どんな気持ちで自分たちは取り組んできたか？それは生徒を守るという一心だったのだ。ということを、どのように学校が荒れていて、それをどう正常化して言ったか、自分の話したいように話したという。それで批判を浴びるのなら浴びてよかったのである。Ａ教諭は。 ところが―。 会終了後、「同対協」三島支部のある方が、真っ直ぐＡ教諭のところへやってきて言われた。「先生、感動した。」そしていろいろとお話をしてくれたそうだが、具体的なことはＡ教諭はもう覚えてない。Ａ教諭はとにかくこのとき「先生、感動した。」と言って右手を差し出してくれたことを、今でも思い出すと涙が出そうになるという。あの時、学校の同僚は、仲間であるのに、「同対協」からなにか言われやすまいかと、形のほうを気にして、Ａ教諭への信頼を後ろに置いていた。Ａ教諭は孤独だった。孤独な中で全身全霊かけて発表した。 それに、すぐに答えてくれたのが、この「西川のおじいちゃん」だったのである。孤独・傷みを「西川のおじいちゃん」が受け止めてくれたことによってＡ教諭は精神的に救われたという。 以上３人の方のお名前を挙げさせていただいた。私はこれら全てを一時にＡ教諭から聞いたのではない。これまで、何かの機会で話がそちらに移ったとき、聞いた話である。したがって、私の記憶間違いなどもあるかもしれない。そこはお許しいただきたい。 私が何を言いたいかというと、「同対協」三島支部すなわち「人対協」三島支部にはこれまで、本物の、差別と闘うプロの方がおられたということである。 上に述べさせていただいた３人ともに共通することは、 他人の痛みが分かる と言うことである。だから、それを受け止めることができる。寄り添うことができる。本当に差別と闘う「プロフェッショナル」は、岩をも砕く厳しさを持つと同時に、他人の痛みを自分のこととして受け止め寄り添う、人間の真の優しさを持っているということである。 そこで、今回のテーマに戻る。 「人対協」というのはひとつの組織である。つまり人の集まりである。 私達はこの言葉を使うとき、次のことを忘れてはいけない。すなわち、 人対協のなかにはいろいろな人がいる ということを。 土居中で起こった『うつ病差別事件』をはじめとし、ついには『１．１６警察導入事件』及び『冤罪事件』…と、始めは土居中幹部のＡ教諭に対する不 理解だったものが、どういうわけか、大きく大きくなって行き、解決どころか、次は９月２５日にまた正体不明の会が行われると噂されるほどの泥沼状態に陥っている。 「人対協」土居支部が適切な手を打てなかったのは事実である。そして、それは、これまで長年にわたって作られてきたよくない風潮（癒着）によるものと考えられる。 しかし、私達は、「人対協」土居支部が云々…、とこの言葉をまとめて使ってしまってはいけないのである。 「人対協」三島支部のことを述べさせていただいた。 「人対協」土居支部にもすぐれた真のプロフェッショナルがいるはずである。 未知ではあるが、私は信じたい。 そして、今現在の「人対協」土居支部組織は腐敗してしまっている。真のプロフェッショナルに立ち上がっていただき、内部改革を行って欲しい。 渋染め一揆は、自分のために立ち上がったのではない。最後にどんなによい結果が出ても獄死者が出ることは当時の決まりだった。それでも立ち上がったのは、後世に差別を持ち越さないためであった。 今現在、「人対協」土居支部が行っていることを、１００年後、３００年後の後世の人はどう評価するだろうか。 そのまなざしをもって、「人対協」土居支部の真のプロフェッショナルは立ち上がって欲しい。 平成２０年９月２日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【１５】人間の尊厳 昨夜、『さまよえる王子』の作者、夕立三郎さんがＡＮＮＥさんに、掲示板でお返事を書いておられた。その中で、『赤毛のアン』の中で最も感動した場面についてお考えを述べておられた。 まったく同感である。 あのシーンはおそらく、世界中の人が読んで涙を流したシーンであろう。それほど美しく、そして次の章の前夜であるだけに哀しい。 マシューのアンへの最後の言葉となったのだ。 それが、 「お前という一人の女の子が、ワシにはかけがえのない、大切な宝物なんじゃよ。」 これは私の意訳であるが、マシューがアンという存在そのものを大切にしていたということなのだ。 これは、『さまよえる王子』の中でも出てくる中心テーマであると思う。 だから、夕立三郎さんには、ＡＮＮＥさんのずいぶん昔の問いかけに、答えることができたのだと思う。 さて、この掲示板では、いろいろな話題がこれまで出てきた。 その中で、「元２－３生徒」さんが紹介してくれて、「大人ですが」さんがさっそくそれに答えて読んで感想を述べられた本がある。 『空の境界』と言う本である。 実はその後、「大人ですが」さんが、メールをくれて、ＤＶＤと本と貸してくださることになり、クロネコ宅急便で送ってくださったのであった。 私は、そのときの気分で、ＤＶＤのほうを先に見た。 はっきり言って、これはグロテスクな場面があり、『赤毛のアン』と並べて紹介するのはどうかと、考えもした。 けれども。 けれども、である。 本のほうを、上・下読み終えた私は、私の解釈として根本テーマは同じであると受け止めた。 そこで、このつれづれ草で紹介したい。 まずＤＶＤであるが、「大人ですが」さんが感動するのがよく分かる。一こまヒトコマが実にリアルでまた幻想的な夜の街を見事に表している。そんな幻想的な町で奇妙なことが起こっていく。 これは、初めてＤＶＤを見た人にも十分楽しめる映画であろう。但し、第３巻（［痛覚残留］）は家族での鑑賞はお勧めできない。 私は、ＤＶＤを見た後小説を読んだので、登場人物のつながりやその場面がＤＶＤのものを思い出すという形で再現された。実は原作が先にあってそれが映画化されてＤＶＤになったわけだから、これは邪道なのであるが、お許しいただきたい。 ＤＶＤについて（１巻から３巻までの中で）１つだけ、注文をつけるとすれば、第１巻で少女が式の背後をビルの屋上から落ちていく場面があった。あれが等速運動に見えたのが惜しい。空気抵抗はあっても、落下は加速していって欲しかった。まあ、小さな小さな注文ではあるが。 さて、小説の方に話を移す。 私は、半速読で読んだ。したがって、魔術の難しい話は理解できていないところが多い。 そして、一番理解できなかったのは、実は下巻の最後の章で、これは要らなかったのではないかと思ってしまう。その前で終わらせて十分だったのではないか、と。 しかし、それも、どうでもいいことなのかもしれない。 根本テーマに話を移したい。この中の『殺人考察（後）』でようやく分かる仕組みになっている大変よくできた構成なので、ネタバレにならないように書くので、後はご自分で小説を読んでいただきたい。 両儀式（りょうぎ・しき）という少女が主人公である。彼女は、実はドッペルゲンゲル（２重人格）で、内に殺人衝動を持つ「識」という男性人格と、そして女性人格の「式」がいる。この両儀式の同級生が黒桐幹也（こくとうみきや）で実にいい性格なのだ。 小説の始めの方で、猟奇的な殺人が連続して起こる。両儀式がかかわっているようなのだ。黒桐幹也の従兄弟の刑事がいくつかの証拠を幹也に知らせる。 と言うことは、黒桐幹也は、この連続猟奇殺人を両儀式がやったと疑っても十分な情報を持ったことになる。けれども彼は、式が殺人者だとは信じない。逆に、両儀式の家の前に張り込んで彼女が（連続猟奇殺人をしに）出て行かないことを確かめようとする。しかし、ある日、黒桐幹也は見てしまう。いつものように張り込みに来た両儀式の家の前で、式が立っているのを。あたりが血の海になっているのを。式は黒桐幹也に斬りかかる。逃げる幹也。しかし、倒れ、のど元にナイフをつき付けられる。式は言う。「あたしはお前を殺したい。」 場面は変わる。式は交通事故で２年半意識を失い、毎週病院へ見舞いに来る幹也。式が目覚めたとき、識はいなくなっていた。 さて、それから式が闘うのは、超人的能力を身に着けた、浅上藤乃や荒耶宗蓮らなのだが、これらの闘いの様子は読み応えがある。ひとつひとつの戦いについて考えさせられるところがある。私は、浅上藤乃は「被害者」であると思う。無痛症を克服できない現代医療。その場合、何らかの精神的ケアや癒しがあれば、あの特殊能力を破壊衝動に持っていくことなくコントロールできたのではないか？ とすれば、浅上藤乃を追い詰めたのは冷たい社会ではないか？私にはそう思えて仕方がない。 荒耶宗蓮と闘っているときの、一人の少年のことは掲示板にも出てきたのでここでは省略する。しかし、あの少年が自分の命を賭けて「生きた」２分間に大きな大きな意味があった。涙ぐまずにはいられない。「一瞬一瞬に生きる」ということを教えてくれている、そう思わずにいられない。 実は、この章（矛盾螺旋）を読んでいるとき、私は荒耶宗蓮を したがって、余計に涙ぐまずにはいられなかった。 ところで、小説を全て読んだら（最後の章は除いておく）、途中のなぞは全てわかって問題なくなる。人生でもそうで、死んで魂が肉体を離れるときになって始めてわかるらしい。 しかし、生きていながら、大切なことを分かるようになりたい。 瞬間瞬間、大切なことを選びながら生きられるようになりたい。 私はそれを考えてこの後のことを書く。 両儀式は、２重人格者だったとはいえ連続猟奇殺人を犯している。自分をも殺そうとした。交通事故で、殺人嗜好の「識」が死んでしまいいなくなったからと言って、両儀式は殺人者ではないといえるのだろうか？ 猟奇殺人で殺された方の家族にとって見れば、両儀式は凶悪な殺人者である。 ２重人格者だったとはいえ、殺した体はその体である。その手でナイフを持って殺したのだ。 …… と、こういう見方をするだろうな、と私は思った。自分だったら。 つまり、両儀式に「殺人者」というレッテルを無意識の内に貼り付けるだろうな。２重人格の「識」がいつまた戻ってくるかも知れないし。かかわらない方がいい。 どうだろうか？ そう思わないだろうか？ 皆さんは？ しかし、２重人格であるということは、本人には責任のないことである。 とすれば、上のような気持ちが生じた時点で私は差別していることになる。 この小説の中で、私がもっとも感動したのは、黒桐幹也が式に 「君を信じている」（これは私の記憶の中の言葉） というところだ。今手元に本がないのが惜しい。あれは下巻の後半の方だった。しかし、黒桐幹也は常に、式を信じていた。殺人者・式をも信じていた。これは、すなわち、式という魂そのものを信じていたということなのだ。 信じる ―― 私は、これが、この小説が私に投げかけてくれた根本的なテーマだったと思っている。 教師は、生徒を信じているか？ 親は子供を信じているか？ たとえ、目の前の相手が自分に殴りかからんとしていても、どんなに荒れている行動をとっていても、その本質…魂を信じているか？ 親は先に生まれてきた。しかし、あの世で、じきに自分の子となる魂と約束してきているはずである。「いっしょにこのテーマを克服しようね」と。 どんなに、苦しく絶望的な条件の中にあっても、誰か一人、本当に自分を信じてくれる人がいたら、救われるのである。 『空の境界』に戻る。両儀式にとっても識にとっても、黒桐幹也という存在は不可解な存在だったことだろう。この世に生を享けてから「信じる」こととは縁のない世界で育ってきたのだから。そんな、黒桐幹也が常に自分のそばにいて自分を信じてくれた。始めは、イライラしたことだろう。何でまとわりつくんだ？と。しかし、次第に、次第に、黒桐幹也という存在がなくてはならないものになっていく。 とすれば、両儀式の魂は、この世で「信じる」ということを学びたくて、それを転生のテーマとして生まれてきたのではないか？ もちろん、識も黒桐幹也もソウルメイトとして、約束をして。 原作の読み間違いもあるかもしれないし、原作者の意図とは全然違っているかもしれない。 しかし、私は、少なくとも、この夏この本と出会えてよかったと思っている。 以上は、私個人の感想である。 もし、他の解釈や私の読み間違いなどがあれば、指摘していただきたい。 平成２０年９月３日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【１６】暴走する土居中幹部 今朝は、珍しく朝の登校前・出勤前の時間帯に掲示板がにぎわった。昨夜の［1164］一般市民さんの書き込みに対する反応であった。 掲示板またはログのほうで、それらを全て読んでいただければいいであろう。 ２つ、ここで、引用させていただきたい今朝の書き込みがある。 ひとつは、 [1180] 〔１０４６〕うつ病患者さんに感動
投稿者：名なしさん の書き込みである。［1046］うつ病患者さんのカミングアウトについて触れたものであった。私には、なぜ、ここでこのタイミングで[1180]名なしさんが［1046］うつ病患者さんのカミングアウトを思い出したのか、分かるような気がする。［1046］についてはこのつれづれ草でも触れたので改めて触れることは避けたい。[1180]名なしさんのお言葉を引用するにとどめる。 ＞きょうまた〔１０４６〕うつ病患者さんを読み返して また感動して 胸が熱くなりました。 カミングアウトするということは、もしかしたら周囲の不理解のためにつぶれてしまうかもしれない、そんな、ギリギリの想いを含んだ選択である。 しかし、うつ病患者さんが苦しんでから半年以上たって、自ら立ち上がったことが、名なしさんをして「まさに 光背をいただいた 仏を感じます。」と言わしめている。私もまったく同感である。 さて、このまごころ教育のサイトは実はこのうつ病患者さんのために立ち上げられたのであった。しかし、本人に及ぶ危害を考慮して、本人のことは｛Ｂさん｝の一人として書くにとどめた。かわりに、すでにカミングアウトを果たしていたＡ教諭のことを中心に書いた。それは、Ａ教諭の了解の上でである。Ａ教諭に加えられたパワーハラスメントも生徒達に加えられようとしていた教師集団のイジメも構造は同じだからである。果たして、当時の市教委の河村次長や土居中学校幹部は激しくＡ教諭を非難した。 しかし、あれから８ヶ月が過ぎて、「よかったなあ」と私は思う。 昨夜、市民Ｚさんがこう書いておられる。 [1165] Re[1141]:
市民Zさんに同感だ 投稿者：市民Ｚ 投稿日：2008/09/03(Wed)
22:22 市民Ｙさん （以下略） このような書き込みをされている。「Ａ教諭が自殺した場合に」というようなことが、いまや自由に語り合える状況になったのだ。 （市民Ｚさんの変幻自在な文章力には、私は実は密かに感服している。） さて、カミングアウトは、このように、本人が「闘う姿勢」を表明しているわけで、本人のことを気兼ねなく（もちろんけなすのではなく）話題にして語り合い、吟味・検討することができるということである。 したがって、「闘い」においては、大きな大きな一歩となるのだ。 そこで、今朝のもうひとつの書き込みを引用したい。 [1177] すぐに厳罰を 投稿者：午後者初心者 投稿日：2008/09/04(Thu)
08:24 ＞1月17日に、それまで1ヶ月以上に渡って執拗にイジメを繰り返され、一時は学校へも行けなくなっていた生徒が、ついに転校に追い込まれます。 いかがであろうか！？ さんから、すぐに応答が入る。 そうなのである。私達は、ここをうやむやに終わらせてはいけないのである。 他の学校で、保健室を覗いて、「できるだけがんばって授業に出よう」と励まして連れて行くことはある。しかし、必ず、本人の様子を本人に聞く。本人が「ムリだ」と言う場合は、無理強いはしない。 土居中では、本人の様子を本人に聞くことなどない。ただ教師側の都合で、全教師が保健室をしょっちゅう覗いて、そこにいる生徒を連れ出すことを強引に「決定」（上意下達）して、全教職員を「使っている」に過ぎない。誰が？ 幹部連中が、である。 その幹部連中が、今年１月１７日、私立高校の出願締め切り直前に、Ｍ君を転校に追いやった。 ＞教頭たちは、陰で、その生徒のことを「蹴飛ばしてやったらえんじゃ」と笑い飛ばしています。 これが事実なら、全国ニュースに取り上げられてもおかしくはない、稀に見る凶悪な『教師集団の生徒イジメ事件』であるといってもおかしくはない。 教頭が、苦しむ生徒のことを「蹴飛ばしてやったらえんじゃ」と笑い飛ばす。教務主任はうつ病回復途上の教師に対して「去ね去ね、病気のヤツは！」 なんという学校であろうか？ 彼らが真っ先にしなければならないことは何であろうか？ 謝罪。心からの謝罪。それしかないのではないか？ しかし、半年以上たった今も、謝罪しようとする姿勢の片鱗さえも見えない。それどころか、８月１７日の会での開き直り、８月２１日の会でのＡ教諭吊るし上げ、そしてさらには、議員を利用しようとしてわざわざそろって市役所へ足を運ぶ…。さらに９月２５日には…。 そこで、私は、ひとつあることを決めた。それについては、幹部教師たちよ、こちらを見られよ。 （重要！） 平成２０年９月４日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【１７】「普通にしろ」は《差別用語》 [1176] 土居中の教職員へ 投稿者：市民Ｚさんのを『変幻自在』という。 [1165] Re[1141]:
市民Zさんに同感だ 投稿者：市民Ｚさんのを『奔放自在』という。 [1187]人権教育 投稿者：市民Ｚさんのを『天真爛漫』という。 [1139] 官製デモ 投稿者：市民Ｚさんのを『妖刀村正』という。 今朝は、浅井からの電話で大笑いした。 ―― でも、「そこかよ！」って感じです。 そうなんです。そこだったんですよ。 それにしても、この、変幻自在・奔放自在・天真爛漫な市民Ｚさんの書き込みを読んで、一体どんな人なんだろうと私は思う。 昨日引用させていただいた[1165]の書き込みは、［1141］市民Ｙさんの書き込みの答えられたものであった。［1141］で市民Ｙさんは。メンタルヘルスケアについて、「自殺対策基本法」や「自殺予防に向けての提言」について触れられる。それに対する往復便の返事が市民Ｚさんの[1165]だった。 私はこれを読んだとき、実際に思ったのである。 「『まごころ教育』のサイトを作って本当によかった」 と。 おそらくこの思いには、解説がいるだろう。 Ａ教諭は自分がうつ病になるなどとは、思ってもなかった。しかし、心身の変調は進み、川之江北中学校で1学期を終えたその日の午後、顔からは笑いの表情が出なくなっていたという。そして、心が動かなくなっている自分に苦しみ、２学期以降続けられないのではないかと葛藤し、継続してやると決心したものの、気持ちは立たず、休職した。そのときのことはＡ教諭が話してくれたものである。 「診断書に書かれる病名が気になった。うつ病とは書いて欲しくなかった。」 それは、まだ、葛藤していた夏休みの頃の話で、休職するしかなくなったときには、それさえ考える気持ちが起こらなかったという。 つまり、自分がうつ病で休職するということについては同僚に知られたくなかったのである。 ただ。私は思う。Ａ教諭は、学期途中でうつ病に倒れ、休職することになるが、大変なのはその翌年度、復帰してからであった。学校と言うところには、うつ病で倒れた教師が復職するにあたって、円滑にそれを助けていくシステムがないのである。これについては、一大手企業よりも遅れている。 Ａ教諭は川之江北中学校で、できるだけ早く戦力に復帰したかった。しかし、医師からは、「まず５分間ただいること」から始めるように言われ、そのおかげで、順調に回復していく。しかし、７月に調子がよくなってきたとき、自分ではもう治ったと思ったのだ。セーブはしていたつもりだったが、また倒れる。 ２学期もこの繰り返しで、秋以降、自律神経の不調が体に現れるようになって（医師からは、ＳＯＳが心ではなく体に現れるようになった。よくなってきている証拠だといわれ喜んではいたが）、また、大変な苦労を背負わざるを得なくなる。 この年、川之江北中学校の同僚の先生方は優しかった。Ａ教諭からそれを何度も聞いた。復職で始めて学校に出た日「先生、大丈夫ですか」と心配して親身になって声をかけてくれた校務員の先生。「先生、１年かけて治したらえんじゃきんな。」と声をかけてくれた先生（この方は、Ａ教諭が休職する直前に「先生、絶対に辞めたらいかんで」と言ってくれたそうである）。入眠剤を飲まずに初めて眠れた翌朝、Ａ教諭が朝早く学校へ行くと、すでに来ていた教務の先生が自分も苦しい体験したことを話してくれたこと。休憩コーナーに横になっていると、Ａ教諭にまるでカウンセリングをするかのように話しかけてくれた自分より一回り以上年下の女性の先生。そして、忙しいだろうに、文句ひとつ言わず、いやな顔ひとつせずにＡ教諭を受け入れてくれた学年団の先生。まだ前年度の心の傷が癒されてなくて、そのことを体当たりするかのように聞いたとき、真正面からそのＡ教諭の想いを受け止め、考えを返してくれた、元教え子や他校のときの元同僚。…あげていくときりがない。今日はこのことを書くのが目的ではなかった。また、別の機会に改めて書きたい。（昔Ａ教諭から聞いたときの簡単なメモを元にして書いたので、もし誤りがあればお許しいただきたい。） 私がＡ教諭から聞いた断片的なことであるが、これだけでも、川之江北中学校の同僚の先生方がどんなに優しかったか、わかるであろう。 （Ａ教諭は心配してくださったお一人お一人の先生にお礼を言いたいといっていました。代わりの私がこの場で一歩先にお礼を述べさせていただきます。ありがとうございました。） ただし、うつ病からの復帰には時間がかかるのである。また、どうしてもシステム（一人静かに横になる部屋とか）が必要である。 Ａ教諭は、うつの症状は軽くなったものの、自律神経の異常から来る、体温調節の不調に苦しめられるようになり、その年の３月には現代の難病とされる突発性難聴で入院し、お世話になった同僚にお礼も告げられぬまま転任することになる。 こんな、状態で土居中へ行ったのである。 Ａ教諭は、川之江北中で休職が開けて復職するとき、最初の職員会の挨拶で「自分はうつ病で休んでいた。専門医にかかっていて薬はこれこれで…」と、教職員に、初めてうつ病をカミングアウトした。そうしなければ、復職は果たせないと考えたのだ。同僚に絶対に知られたくなかった休職前と比べれば大きな変化である。 しかし、それでも、完全復帰はできなかった。 土居中へ転勤するに当たって、同僚だけでなく生徒達にも知ってもらうことが必要であるとＡ教諭は考えた。Ａ教諭は、突発性難聴の入院中、病院のベッドへノートパソコンを持ってきてもらい、愛媛新聞に実名で投書を書いて送っている。それは掲載されなかったが、うつ病のカミングアウトであった。 私が、ここまで長々と書いてきたことで何をいいたいか？ それは、うつ病というのは、そこまでしなければ克服できない病気である、ということである。 「Ａ教諭が自殺した場合に」 普通は、遠慮してこのことに触れようとしない。しかし、それも、見てみぬ振りではないのか。これだけ、自殺が国家問題となり、その多くがうつ病による自殺が原因であると明らかにされているのに、「自殺」と言う言葉をタブー視するかのような、遅れた日本の風土社会。 もっと、国民が真剣にこの問題を口に出して話し合わなければならないのだ。私はそう考えていた。 だから―。 だから、市民Ｚさん、あなたのひとことが、新鮮に響いてきたし、嬉しかったのですよ。 土居中の篠崎教頭たちは、まったく逆に、Ａ教諭を追い詰めていった。そして、いまだにその自覚すらない。 さて、土居中で自分がうつ病であることをカミングアウトしたとき、生徒達は本当に温かくそれを受け止めてくれたという。その後の授業でのＡ教諭と生徒対との交流を見て、それはよく分かる。 問題なのは、まず、篠崎教頭であった。 「うつ病の教師が教壇に立っとるやかいうて地域に知られたら。苦情が来て大変じゃ。そのことは言うたらいかん。」（こちら→） この差別と偏見に満ちた管理職の受け止めから、土居中での全ての生活が、微妙に捩れ食い違っていくのだ。しかし、５月が始まる前には、単に捩れとか食い違いといった生易しいものではなく、幹部連中総勢を上げての『Ａ教諭抹殺大作戦』が発動していたのであった。 ―― 普通に勤務できないものは要らない。 まず、これが彼らの最初の要請であった。この時点でＡ教諭は土居中勤務対象外のターゲット録に記載されることになる。 さて、ここで、昨夜深夜の市民Ｚさんの書き込みに話を戻す。 私は、市民Ｚさんの書き込みを、変幻自在・奔放自在・天真爛漫と述べたが、それだけではない。あと四文字、「本質凝視」を付け加えさせていただこう。 [1187]人権教育 投稿者：市民Ｚさん で、大きな２つの問題提起がなされている。どちらも大変大きな本質的問題である。 ひとつは、 ＞そして「普通」以外を認めない！ である。 まさにそのとおり！と言うことを、私は、Ａ教諭の立場に立って本稿で述べたかったのであった。 少し、別の角度から付け加えるならば、先日書いた、『空の境界』の両儀式は普通ではない。「普通」以外を認めない！とするならば、両儀式の存在は認められず、抹殺するしかない。土居中幹部はこのようにして、Ａ教諭やうつ病患者さんやＭ君やＢさんなどを、「自分たちの思い通りにならない普通でない存在」として抹殺しようとしたのである。 何という危険なことであろうか。 市民Ｚさんの今回の書き込みの、もうひとつの問題提起は、 ＞義務教育と人権教育この相反する教育についてですが である。これは、学校教育が含む最大の本質的問題点をグサリとさすものである。 ＞それは大人社会に必要な最低学力を備えた秩序を守る国民を作り上げる為なんです。 土居中は、忠実にこれを実施したわけだ。 しかし、実施してないところもある。 たとえば、「最低学力を備えた」と言うところ。 本当に「すべての」子供に「最低学力を備えた」といえるか？？ 不登校の生徒は、評定は ＣＣＣＣの１ と決めていたではないか？つまり、自分たちで不登校を作り、評定をＣＣＣＣの１とする土居中。 つまり、 ＞規格に外れる子どもは必要ないのです。 を完膚なまでに実践していた土居中。それが『うつ病差別事件』の１学期評定偽造事件にも現れている。（規格に外れる子供には必要な最低学力も保証しない。） しかし、世界人権宣言や子供の権利条約が国際常識となった現在、学校という閉鎖社会の中では人権はない、などという非常識は通用しない。人権は必要である。正しい人権教育が必要なのである。 そのためには何が必要か。 市民Ｚさんは、それをぶつけてくれているのだ。 ＞そして、君達が感じる本当の人権を教えてやれ！ ―― 君達が感じる本当の人権 それは、心がなければ感じられない。 教師よ、心を持て！ 生徒よ、心をぶつけよ！ これが、今、学校現場、特に特に土居中に必要とされているものなのである。 こうしてみると、市民Ｚさんは 義務教育と、正しい人権教育の調和はいかにあるべきか？ という大問題提起をしてくれていたわけで、実はこれは全国の学校が真剣に研究・模索しなければならないことである。 ちなみに、教員世界は一種独特で、「研究大会」と称して毎年どこぞの学校で研究会が開かれるが、そのほとんどは中身がない。ただ単に、「見せ」て「いい評価」をいただくための「ショー」に成り下がってしまっている。 本当に、全ての生徒の個性を視、全ての生徒に「わかる楽しい」授業をし、大人に疑問をぶつけてくる生徒を丸ごと受け止め、規格に固執しない。 そのような学校教育はいかにしたら実現できるか。 それを本気で、求めよ！！ 教師達！！ 真の《教師》よ、立ち上がれ！！ 平成２０年９月５日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【１８】「１０月１日公開宣言」について タイモさんからのメッセージをありがたく受け止めまさせていただきました。（[1197] 真実を見届けてください！
投稿者：タイモ） その返事を書く前に、軽いことからお話しさせていただけたらと思います。 実は、私の症状は、Ａ教諭の症状と近く、季節の変わり目の今は、体温調節が気温の変化について行かず苦労しています。 昨夜も夕方から後、窓から入ってくる風が冷たく、肌が痛くなり、長袖の服を着るけれど、やっぱり寒く、今度は窓を閉めてパンツとシャツになる。そうすると暑くて汗が出る。扇風機をつけているとまだ肌が痛くなってくる…。 そんな状況で、入眠剤を飲んだのに、ちっとも効かず、夜中３時まで眠れませんでした。 仕方ないので、録画していた『アリソンとリリア』を見ました。その話をします。 これは原作『リリアとトレイズⅢ、Ⅳ』で「イクストーヴァの一番長い１日」に当たります。 私はこの原作をどうアニメ化するかなと思ってはいましたが、期待はしておりませんでした。 ピストルで撃つシーンが、『リリアとトレイズⅠ、Ⅱ』でも出てくるのですが、アニメではカットされていたことがあったからです。 つまり子供向けに「安全な」フィルターをかけたものにするんだなということがそのときわかったのでした。 しかし、少なくとも『リリアとトレイズⅠ、Ⅱ』までは飛行機による戦闘シーンでしたので見ごたえがありました。敵を撃墜しても、パラシュートで脱出して命が助かるので、原作にフィルタをかける必要はなく、戦闘シーンを思いっきり描くことができたのです。 しかし―― 『リリアとトレイズⅢ、Ⅳ』で「イクストーヴァの一番長い１日」は、舞台が一転します。イクストーヴァ王宮の離れで、新年を祝おうとしているまさにそのときに、テロ集団が乗り込んできて占拠してしまうのです。そのような中での戦いが描かれているのです。 さて、もう何年前になるでしょうか？ みなさんは、ロシアの学校がテロ集団に占拠されたときのことをご記憶でしょうか？ 夏休み中の学校工事関係者に変装した一味がテロの準備をしており、９月１日始業式の日にテロが勃発したのでした。全校教職員と生徒は暑い体育館に閉じ込められます。 そこで、次の出来事に注目してください。生存者の証言から、伝えられたことです： 一人の教師が立ち上がって、「止めろ！」と集団に叫びます。その瞬間彼は撃ち殺されます。 そういうものなのです。極限状態の恐怖。 話は『アリソンとリリア』に戻ります。 これは、原作はかなりシビアで、現実であればこうなるだろうというリアルな構造と展開になっているのですが、アニメの方は、ピストルで打って人を殺す、というシーンはすべて避けたようです。 このため、極度にリアリティのない、単なるお子様向けのアニメになってしまいました。 私はすでに原作を全部読んでいるため、もう次回からの『アリソンとリリア』は、あえてＢＳの番組を見たいと思わなくなりました。 ここで、２つのアニメを比べてみたいと思います。 一つは『アリソンとリリア』の『リリアとトレイズⅢ、Ⅳ』で「イクストーヴァの一番長い１日」に当たる部分。 もう一つは『空の境界』。 『空の境界』は、あくまでもリアリティにこだわって作られています。残虐な死（殺人）を隠さず表現します。 ですからおそらく１８禁でしょうが、大人の私から見ると、以前に書いたように、考えさせられることが多いのです。 『アリソンとリリア』は、『リリアとトレイズⅢ、Ⅳ』の「イクストーヴァの一番長い１日」に当たる部分になってから、完全に私の関心は離れてしまいました。 以上二つのアニメの話をしました。 さて土居中のことに話を戻します。 タイモさんのご指摘： ＞１０月１日（水）「まごころ」さんによる真実の公開 についてですが、その通りです。私たちはこれ（サイト上での公開）を『実弾』に匹敵するものとして、彼らの尊厳を考えて、あえてこれまで「封印」してきました。 そして彼らに自己浄化するよう訴え続けてきました。 彼らは４月から今日までどうしてきたでしょうか？ まず日常生活の中で 「給食を更衣室をランチルームにして食べるな」 という私たちの要求を受け止めたでしょうか？更衣室をランチルームにしないようにしたでしょうか（すぐできることです）？ さて、私達がなぜこれを要求するか、みなさんお分かりになりますでしょうか？ たぶん、わからないと思います。これまで説明はしてはきましたが…。 それは、アニメ『アリソンとリリア』で、現実には（小説では）遠くはなれたところからライフルの実弾１発で敵の額を仕留める部分を、スキーでジャンプして体当たりして倒すように変更した、その違いに等しいのです。 つまり、現実にそこでどのような会話がなされているのか、聞かなければ、その現実の恐怖は伝わってこないのです。 ここまで時間を置いても自己浄化しようともしない彼らを見て、私たちは「実弾を発射」する決断をする時が来たと判断しました。 すなわち、ランチルームでの生の会話の公表です。 ただし、タイモさんのアドバイスして下さったことはよく分かります。 私達は、［その日］を、１０月１日と日にちを決めました。それは、それまでに議会もあるし、９月２５日の会もあるし、 しかし、確かにインターネットでの公開は、一瞬にして世界中に発信されますから強力すぎます。 まずは市議会、そして９月２５日の土居中をよくする会（それが本当なら）、その他、人権擁護委員会、などなど、そういった会議の限られた空間の中で、まず使っていただいて、現状を知って頂くことがベターと思います。 １０月１日公表は延期することは可能ですし、なによりも彼ら自身が「本当に謝罪する」という選択をすれば、その時点で公表は控えることになります。 彼らは、後ろにいる人対協の勢力を自分の力であると勘違いし、自らを正当化し、自らを振り返ることもできなくなっている状態ですので、人対協は彼らを突き放してさしあげることが必要であると思います。 なお、数年前、尾崎氏が小学生に犯罪を犯すという忌まわしい事件がありました。ところが当時の市教委や 今回のパワハラ、いじめ、差別、虚偽報告、冤罪事件に関する録音資料は、きちんと表に出して正しい解決に使われなければなりません。もうそこまでの時間は過ぎてしまいました。 警察や、共産党や、その他の団体が動いてくださるなら、録音資料はそちらへ提供いたします。 そして情勢を見ながら、公表するか否かは判断していくこともできます。 タイのさんが最後にも書いておられるように、 加害者の家族もいる わけですが、私たちは、すでに彼らにゲタを預けてきたわけです。その半年以上の時間で、彼ら自身が、「謝罪ではなく嘘の塗り固め」を選択してきたのです。 最後まで自分の意志で、「謝罪することを選ばない」ならば、尾崎氏と同様になることは、彼らの選択によるものであって、仕方のないことだと思います。 それは、今後も、Ａ教諭やうつ病患者さんＭ君やＢさんのように、彼らによって人権を著しく傷つけられて抹殺される被害者が生み出されることを防ぐためには、絶対に必要な苦渋の決断であると思うのです。 タイモさんのご提案くださった、 ＞立ち上がられて司法の場で、証拠を提示されて証言されたらいかがでしょうか。 それができれば一番いいのですが、私の体調ではムリです。 まごころ教育執行部に代わって、 ＞Ｄ中の先生方、市教委のみなさん、本当はみなさんの「まごころ」で解決 していただければ、どんなにありがたいことかと思います。 なぜなら、これは、 最後に、タイモさんとうつ病患者さん（[1198] 新聞記事
投稿者：うつ病経験者）のお言葉を引用して締めくくらせていただきます。 ＞「パワハラ」については、今すぐに解決しなければいけません。 ＞「病院側はうつ症状が悪化した医師に、十分な休養をとらせたり業務を軽減したりすべきだったのに、その後も当直勤務を含めた通常の業務をさせたのは安全配慮義務に違反する」 平成２０年９月６日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【１９】《実弾》を視る か、「お子様番組」を見るか 昨日、テロで占拠される話をした。実際には、逆らえば実弾一発で殺される恐怖の世界。しかし、それをお子様用にカムフラージュして「残酷さ」を排除すれば、お子様にも安心して見させられるものになるという話。 さて、昨夕 [1199] どうゆう事か説明して！
投稿者：保護者 父 投稿日：2008/09/06(Sat) 16:20 が掲示板に入った。 これについては、今朝反響が多くあったので、そちらを読んでもらえば十分であると思うので、改めて書かない（実は私の体調が悪いのです。すみません）。 しかし、大変重要な内容なので、前文引用させていただく。
「体温計を職員室に置くと言う事実が浮かびあがってきている」 という情報を聞いたわけだ。保護者父さんの、それに対する反応が上に引用したものである。 さて、皆さんの反応はいかがであろうか。 （まだ掲示板を読んでない人はそちらを読んでください。改めて解説はいたしません。） 私がここで言いたいのは、保護者父さんには、テロの《実弾》が視えた、と言うことである。そう。その通り！ ＞保健室を使わさないようにしているのがありありと分かり、またそうやって陰湿極まりないパワハラをおこすつもりか！全く反省するどころか、さらなる犠牲者を作ろうとするのはもはや犯罪以外の何者でもない。 テロの《実弾》でわが子が撃たれるのが視えたら、誰もがそう叫ぶのではないだろうか！？ ＞事実確認し、早急に対処しなければならない。 実際にこれは、テロなのである。土居中幹部教師は教頭を中心にして常にテロをやり続けてきたのである。 保護者父さんは、過去ログを読めば分かるように、子供達にピッタリ寄り添ってきた。 だから視えたのである。超危険な、テロ組織の目的が。 視えない人には視えない。視えない人には、「お子様番組」としか見えない。つまり、巧妙に騙され続けるのである。相手は教育のプロではない。騙しのプロである。 わが子を、そして後のわが孫を守るために、彼らのテロが視えない人に、視てもらおうと、決断に踏みきったものが、《彼らのウラ会話の１０月１日サイト公表》、というわけである。 しかし、今朝の掲示板を読んでいくと分かるが、子供達には、視えている。大人教師のウソが。１０月１日など待たずに、即、見破るだけの切実さが、保護者の皆さんにも、欲しい。 教育関係者の皆さんにも欲しい。地域の有識者の皆さんにも欲しい。 ウソを見破ることのできる真眼が。 これは、人間としての良心の話なのである。 平成２０年９月７日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【２０】告発の勇気と、教師の真の仕事 [1225] 炉心溶融…わかる 投稿者：去年の卒業生Ｘさん。 あなた達が、昨日書き込みをして下さったということにはたいへん大きな意義があります。 あなた達が何らかの被害を受けていても、学校の幹部連中は外に対しては都合の良い事しか報告をしないので、あなた達の体験はそのまま放っておかれることになり、それだけではなくこれからも同じように苦しい思いや悲しい思いをする人が出てくるということなのです。 [1218]
無題 投稿者：名無し さんは在校生ですね。１学期に同和教育参観日の人権講演会で、インターネットに関することについてさんざん脅されているので、書き込みをすることに対して迷いや恐れがあったかもしません。けれどもあなたのしっかりした原稿を読んで私は感動しました。おそらく１時間以上かけてこの原稿を作って下さったのだろうと思います。そしてあなたは書き込みボタンを押してくださいました。あなたの勇気ある行動に対して心から感謝いたします。 夏休みに、[567] はじめまして 投稿者：はっさくさんが「怖いので私は何年生か言えません。」といいながらも、ゆるさんど行進のことを報告の書き込みしてくださいました。あれも、大変すばらしい書き込みでした。客観的に内容が良く分かる貴重な情報の報告でした。勇気ある大きな大きな行動でした。 土居中学校にこのような勇士が多くいることを、私は本当に嬉しく思います。 そして私はあなたたちを誇りに思います。 また[1225]
炉心溶融…わかる 投稿者：去年の卒業生Ｘさんは、ずっと土居中での同和教育を真面目に受けてきたのですね。けれどもそんな土居中の教師集団の中で先生が先生をいじめているという事実を本人から聞いて知ります。さらに教師集団が同級生をいじめているその現実に対してあなた達はどうすることもできなかった。そんな強い後悔にも似た気持ちを今も持っているのではないでしょうか。それだけならまだしも、あなたたちは入試前だというのに教師連中から尋問を受けました。すなわちその情報を誰から聞いたのかと。それに対して答えてしまったという罪悪感も持っているのではないでしょうか。けれども、あなたが今、立ち上がり、そして証言して下さったということは、彼らの悪事を闇に葬らずに白日のもとにさらけ出すというたいへん大きな意義があります私は、できれば去年の卒業生の方にも、もっともっと在校中に起こった出来事について証言をしてほしいと思っています。名前は入りませんハンドルネームでいいのです。 さて、名無しさんが書いて下さった保健室のことについては、これから毎日起こる可能性のある問題です。特に体育祭の練習があるあいだは、体調を崩す生徒も大勢でてくることでしょう。そこで、名無しさんの書いて下さった文書をもとにして少々分析してみたいと思います。 まず最初に、私は名無しさんの文章にたいへん感心したことを一言付け加えておきます。たいへん写実的で正確に状況が分かります。そのシステムの中で生徒はどのように苦しんでいるのかがよくわかります。そしてまた保健室の状況がよくわかります。
これを最初にしなければいけないということなのですね。つまり勝手に保健室へ行ってはいけない。体調が悪くなったら教科担任の先生か担任の先生の許可を得てそれから保険室へ行く。これ自体は大したことではないともしませんが、しかし中に体調が悪くなってそれがたいへんひどいような場合、先生の姿が見当たらなかったとしたら、それを探すことは生徒にとって困難なことです。
保健室で見てもらうときの様子ですね。これは問題ありません。
さて大きな問題はここです。熱がなくて授業が受け入れそうだということで教室へ帰る場合は保健の先生に症状を書いてもらって、そのカードを持って教室へ帰り、教科担任の先生にカードを出して席に着く。 ところがです。もし熱を測ってそこで３８度以上熱があるような場合。その時にも、ふらふらしながらでも、症状を書いてもらったカードを持って教室まで見せにいかなければならない。ここが大問題です。保健室は１階です。もし３階の１番離れた教室までがなければいけないとしたらどんなにしんどいことでしょうか。
そうして、次の問題がこれです。熱があるか無いかが保健室を利用できるかどうかの判断材料となっているようですが、当然熱がなくても保健室で休む必要があるときはあるのです。心の方がバランスを崩している場合、教室での秩序ある空気についていけなくて、一人静かに心を落ち着ける時間と場所、あるいは、気持ちを聞いてもらえる時間と場所が必要なことがあるのです。
さて、この一文にも私は大変な怒りを覚えます。いったいこの担任は何をしていたのか。なぜ本人に気持ちを聞いてあげるということをしなかったのか。本人と心の会話ができれば、わざわざ家に電話して知らせるほどのことではないのではないでしょうか。
これは、先ほどの熱がある場合の処置ですが、ふらふらしながら２往復しなければならない。名無しさんは信用してもらえないんですと書いています。教師が生徒を信用しない。これは大問題ではないでしょうか。
熱があるときの、保健室での貴重な状況描写です。 市教育委員長さん、県教育委員長さん、そして全国の先生がた、ここをしっかり読んでほしいと思います。 いかがでしょうか？ この保健の先生のような先生は、日本中にどれだけいるでしょうか。幹部連中がよってこぞってキバを剥いているその中で、孤立させられている、とそういう状況の中ですよ。 これが本当の教師ではないでしょうか。 そうして、幹部連中をはじめ全教師が、なぜ保健室に対してこのような警戒心を張るのか、それに対する描写が次です。
異常ですね。「何回も監視にこられます。爆弾でも作っているかのように！」という表現が全てを物語っています。まさにそのとおりなのです。爆弾でも作っているかのように、何回も何回も監視に来るのです。そして生徒を保健室に寄せ付けないようにするのです。 名無しさんは
と書いた後、
と書いています。 土居中の全教職員先生がた、この言葉を何回も何回も読みなおして、名無しさんに気持ちを合わせなければならないのではないでしょうか。 本当の教育とは何か。 そのヒントはここにあります。 どうぞ、繰り返し繰り返し読んでください。 あなた達の顔を見たら、しんどい思いをしている生徒もほっとするようなそんな存在になってください。 言うべきことははっきりと言ってあげる。でも生徒たちはそれを言われても腹が立たない。そんな存在になってあげてください。 それが教師です。 人生の後輩である生徒を、支え、導き、育むのが教師です。 平成２０年９月８日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【２１】青木議員さんと野村教育長さんに拍手！！ ９月９日、四国中央市議会定例会で、青木議員の一般質問があった。 その内容は非常に密度の濃い凝縮された内容であった。土居中生が過去に法務局へ訴えた手紙や、幹部教師集団から執ようにいじめられて、転校に追いやられたＢさんが転校する直前に書いた人権作文を読まれた時には、私は感無量のを思いがした。 半年以上前に、彼らがあの文章を書いたとき、どんなに追い詰められていたことであろうか。どんなに苦しかったことであろうか。土居中ではそのような生徒の苦しみが意図的に作られ、そして意図的に隠蔽される。 今回も、青木議員さんのか活躍がなければ、それらは日の目を見ぬまま、埋もれていたかもしれない。一般質問の中で読み上げられたということは、議事録に載るわけである。今後、日本中の人が公式に読むことができるようになったのである。 また、Ａ教諭が１年以上前に作って市教委に提出したという『土居中学校パワーハラスメントからの救済のお願い』の現物も手に入れられ、学校幹部の責任についても追及されたこと。 その他重要な問題がぎっしりと詰まっていた。 これに対し、野村教育長さんの答弁は、これまた内容が濃く密度が高いものであったと思う。それは、教育長に就任されて以来、真眼を持って自ら調査に乗り出し、真偽を見抜いてこられたからだと思う。青木議員さんの質問のそれぞれに対して、責任の所在はどこにあるのか、どうすべきか、それがしっかりと回答されていたと思う。 青木議員さんも野村教育長さんも、目的は同じだということがよくわかった。 すなわち、 目的は、子供を守ること！ゆがんだ教育が続くのを是正すること！ その同じ目的のもとに立っての一般質問および答弁であった。 会長少々聞き取りにくい部分もあったが、私はこれを見て、土居中を中心として、 青木議員さん、野村教育長さん、お疲れ様でした。 今、各所で、（真実を知る）新しい目が開ける人がでて来ています。それは、ひとつの“潮流”を起こすもとの流れとなるものです。 もう、この流れは止められません。 魑魅魍魎たちのアガキは今後も続くでしょうが、『真理の光』を当ててやってください。 なお、1月16日の『彼ら幹部連中が作った事件』とその後の『虚偽文書作成＆冤罪事件』については、警察に入ってもらい、きちんと調べてもらうということでいいと、私も思うようになりました。 一度彼らはドジを踏み（恭敬氏が勝手に警察に通報、学校に警察を導入）、そのため管理職（村上正哲旧校長）が校内にいなかったことにしなければならず、また正当性を持たせるためにＡ教諭が狂っていたかのごとく話を作り、「バキッと殴る音がした」のを聞いたその配役まで決め、同時進行で２，３月に臨時学年集会で生徒達に対してウソの報告までしているのです。始めは全治5日間だった診断書がいつの間にか全治３週間になり、事故直後に「目が見えなかった」と新たに周二教諭に言わせしめたり（それで、生徒を車に乗せて今治まで行ったの？）、Ａ教諭はＩ教諭が相談室へ押し込もうとして胸で押してくるのに抵抗して「左ヒジが右頬に当たった」にもかかわらず、虚偽の事故報告書では、「右ヒジが左頬に当たった」ことになっているいい加減さ。 つまり、傷みなどなかった。幹部連中が集まってＡ教諭を陥れるための相談をしているあいだに「右頬」が「左頬」に変わっているのである。 笑止！！！ 警察にきちんと調べてもらって、市教委や東予教育事務所、県教委からはその後、じっくりと、しかるべき処分を下せばよいであろう。 （懲戒免職を含むかなり重たい処分になるであろう。） 平成２０年９月９日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【２２】山道を歩きながら考えた 最近、論評気味になってきている。これは、もともと、『まごころつれづれ草』として始められたのであった。すなわち、心に映り行く由なし事をそこはかとなく書き連ねていこう…と。 西日が当たり黄色く光る木々の緑。その背景に真っ青な空。久々に体をすり抜けていくのが心地よい風。 人生６０年。もう折り返し地点は過ぎた。私は自分の魂のテーマを果たしたのか？いや、まだだろう。何を願って生まれてきたのかさえわからない。 しかし、生きることに精彩がない。生きることに疲れた？ 地震が来て即死できるのなら、本望だ。 こんな気分…。 これは、うつ病の後遺症だろうか？ 自殺したいわけではない。 しかし、生きていて、「よかった！」と実感することもない。 ただ毎日、虫が地面を這うように生きている。 一度うつ病をやってしまったら、ムリが利かない。 妻とは、近いようでいて遠い。どうして、近くにいてほしいときに、遠いのだろう？ 子供をまだ養う義務がある。しかし、うつの後遺症でムリの利かない私には、それは経済的にどうするか、と言う問題だ。事故で即死なら保険金が下りて何とかなるか？などと、つい考えてしまう。 この《ムリが利かない》という現実。厳しい。 夏目漱石の小説で言えば、『道草』の段階だろう。 大山大仏は、少なくともまごころ教育友の会の代表なので、こんなことは書くべきではないかもしれない。 しかし、あえて書いたのは、まさに、あえてつれづれなるままに書いたのは、こんな状態の私も、かけがえのない大切な私だからだ。この私を否定して、書かない、隠すということは、そんな弱い私を差別していることになる。 人間の尊厳に、強い、弱いは関係ない。 おそらく、神様が与えてくださっているのだ。この状態を。この状態を自ら体験しなければ、同じ苦しみを持つ人がいても、私には視えないだろう。 視えなければ、その人の尊厳は、わからないだろう。 だから、どうしようもなく苦しいけれど、神様に感謝して、あとは、地面を這う虫のように、何とか這っていこう。それしかできない。 平成２０年９月１０日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【２３】朝の想いと祈り 今は、軽い鬱状態である。みぞおちの辺りがなんともいえず気分悪い。頭が重たい。何もやる気が出てこない。しかし、無理矢理この状態をスケッチしている。みなさんにうつ状態がどのようなものか知ってもらうためである。 ただ軽い鬱状態なので、じっと耐えていればこの波が上昇に変わることを知っている。本当にひどいうつ状態の時は、底なし沼なので、どこまで落ちてもどこまで沈んでいっても足が底につかない。そのような状態が本当にひどいうつ状態である。 私は、一度そのようなひどいうつ状態から回復したのであるが、そして薬の量もきわめて少なくなっていたのであるが、再び大変困ったものを再発してしまった。それは躁鬱の波である。仕事につくと、かなり集中してエネルギーを出す。したがって自分でテンションを上げてハイに持っていくのである。これを続けることもできたのであるが、かなり心身に負担をかけてしまい、あることがきっかけになって再び立ち上がれなくなった。今そのリハビリ中である。 そのため、私の場合は、抗鬱剤以外に、躁状態を抑える薬も処方されている。したがって、やる気が起きたからどんどん頑張っていったらいいというものでもない。むしろ、それは危険なことである。やる気が起こっても、決して無理をしてはいけない。徐々に徐々に、慎重に慎重に、行動し、その量や広さを広げていくことが必要である。 うつ病は、脳内ホルモンのアンバランスから起こることが分かっている。セロトニンの不足である。これを抗鬱剤で回復させることは可能である。しかし難しいのは職場への復帰である。時間の制限。そして仕事のハードさへの適応。 私は昔、底のない泥沼状態のうつ病を患ったことがある。薬と休養でなんとか回復し職場復帰をなんとか果たしたものの、以前の自分とは全く違って、以前ならすぐできたことが全くできなくなっていた。 無理をすれば倒れる。どこまでやれるのかわからない。こうして年を重ねて、今仕事のかたわら、まごころ教育のサイトを運営しているが、本当は、このようなことも、自分の負担を増やすので、しない方が良かったのだろうと思う。 けれども、目の前にA教諭をはじめ生徒たちが土居中幹部教師によっていじめられている現実を見て、私はこれを立ち上げずにはいられなかった。 ここまでうつ病で苦労してくると、ちょっと軽い波ではあっても落ち込んだときに昨夜のような状態になる。無理に生きていなくていい、事故が何かで即死できたらいい。そんな気持ちになってしまうのである。 軽い鬱状態でこの状態である。重たくなれば自殺衝動が起きたり希死念慮が現れたりするのは当然であろう。このうつ病という病の苦しみは、なった者でないと分からない。 そこへもってきて、地域社会に差別と偏見が強く残っている。８月２１日の会のことをうつ病経験者さんが大変怒って居られたが、その怒りが欲しい。みなさんにその怒りを持ってほしい。 土居中幹部、特にＳ教頭は口ではきれいごとをいうが、うつ病に対してはとんでもない偏見を持っている。去年の河村敏和次長もそうであった。「うつ病患者は突然暴れだすかもしれない」という偏見。 さらに、人々の中にあるこの差別偏見を利用して、１月１６日のA教諭とI教諭のトラブルを警察沙汰にしてしまったことを、無理矢理正当化しようとしている。その卑劣さは、黙って見逃しておくわけにはいかない。 Ｓ教頭には何重にも処罰が下されなければならないが、単なるパワーハラスメントではなく、うつ病回復者に対するパワーハラスメントであったという点を忘れないようにしてほしい。Ｔ教務も同様である。二人ともA教諭に「死ね」と言っているに等しいからである。 このうつ病差別問題について、捨石となってくれたA教諭に感謝する。そして、常にうつ病に対する偏見や差別に対して警鐘を発してくださっている「うつ病経験者」さんに敬意を表する。さらに、自分が土居中在学中にうつ病になったということをカミングアウトした「うつ患者」さんに、神の光が注がれますようにお祈りしたい。 A教諭や「うつ病経験者」さんや「うつ患者」さんに神の光が降り注がれ、その苦しみが少しでも早く軽減されますように。 そのために、今なおゴタゴタとウソで塗り固めて抵抗しようとしている闇の勢力にも、神の光が降り注がれ、彼らが闇から抜け出し、正当な処罰を受けて、真人間として新たな生き方を踏み出すことができますように。 平成２０年９月１１日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【２４】心のともし火 昨日の朝、小さなことではあるが、心にともし火がともるような、嬉しいことがあった。まごころ教育友の会にメールが寄せられていたのである（メールが寄せられたのはさらに前日の午後だった）。「任意」なので公開させていただきます。「隣人」さんからのメールであった。
実は、今、まごころ教育のサイト運営は、掲示板の保存と『さまよえる王子』の連載が副代表の浅井が行っており、『つれづれ草』は私が行うという分担作業で進めている。実は数日前に、浅井に注文したことがあった。 それは、 音声の貼り付け であった。 「隣人」さんが知らせてくださったのは、実は浅井がそれをテストしていて、途中で『気がつく人はいないだろうと』そのままにしていたものだったのである。 「[まごころ教育]のトップページの一番右下に、薄い緑色をした○」がある。 これに音声をリンクして、クリックすれば、「去ね去ね病気のヤツは」が聞こえるようにする途中のテストを行っていたのだった。ところが、このサーバーでは、エラーメッセージ画面が、ご指摘のような「アダルト映像のようなページ」なのである。 上記のことを確認して、すぐに「薄い緑色をした○」を削除したのであった。 嬉しかったのは、こんな隅っこの細かいところまで見てくださっている人がいるということ。そして、それをすぐに知らせてくださったということ。私は、とても感謝した。 以上のことが、昨日の早朝行われた。（前日メールを下さってからメールチェックをしてなかったため処理が遅くなってしまいました。すみません。） さて、この話は、ここで終わらない。 再び、「隣人」さんから、メールが届いていたのである。
これを見た瞬間、私の心の中に、ともし火がともったのです。 感謝するのは私の方です。 本来、あなたにメールでお礼を申し上げたかったけれどもメールアドレスがわからないので、「緑の○」を削除した近くにひとこと書かせていただいたのです。 それに対して、あなたが、再度メールをくださったこと。 そのことが、私には、本当に嬉しかった。 どうしてこんなに嬉しいのかなぁ、と思いました。 そして、思ったのは、「まごころ」です。 あなたがメールで送ってくださった「まごころ」が、嬉しかったのです。 「隣人」さん。素敵なまごころを下さって、本当にありがとうございました。 不思議なのは、私の「軽いうつ状態」が良くなったことです。昨日はちょっと予想に反してハードに動かざるを得ないことがあって、今朝の状況を心配していたのですが、明らかに良くなっています。 こうしてみると、まごころのともし火には、病を癒す力があるのだと思います。 平成２０年９月１２日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【２５】今の土居中学校はこの点に欠けている 深夜に、掲示板に、[1283] ふれあい大学にて 投稿者：匿名ｚさんの書き込みがありました。これは、大変本質的な重要な内容であり、しかも今夜9月12日の臨時保護者会があるという状況を鑑みて、今朝、つれづれ草にひとこと書かせていただけたらと思います。 匿名ｚさんは、 ＞ふれあい大学の乙武さんの講演会で気になる事がありましたので紹介させて下さい。 とお話を始められています。以下、その部分を引用させていただきます。 （引用始め） ＞それは最後に質疑応答の時間のことです。 （引用終わり） 乙武さんといえば、ご本も出しておられるし、ＴＶにも出演されているし、ある意味、その道の「権威」と言ってもいいでしょう。 そんな、乙武さんの回答に匿名ｚさんは「冷たさを感じた」。 ここがとても大切なところだと思うのです。このふれあい大学の主催者がそれを感じたかどうか？ 自分の利欲のため、権力保持のため、出世のため、名誉欲のため…などなど、そういったものを中心にして活動している人には、おそらく、絶対に感じることはできなかったでしょう。では、他の参加者は？ やはり、匿名ｚさんと同じ重みを持っている方でなければ感じられなかったでしょう。 他人の痛み、苦しみを感じるということはむつかしことです。 匿名ｚさんの引用を続けます。 （引用始め） ＞＞「四国中央市人権尊重の町づくり条例」の具体化を図ることを目的に ＞人権に特化した特色のある学校を目指すのなら、是非土居中学校に養護学校を併設して頂きたく思います （引用終わり） 具体的な問題提起ですね。「心」が始めになければ、中身はない形だけのものに終わります。 匿名ｚさんは、そこに警鐘を鳴らします。 ＞今の土居中学校はこの点に欠けている まさに、その通りなのです。土居中では、人を排除するのは当たり前。他に対する優しさに欠けている。その中心はＳ教頭でありますが、（昨日タイモさんが指摘された点は重要です。）20年近く居座り続けることで、彼個人にとって邪魔な人を排除するのは「当たり前」のことになってしまったのです。 さて、今夜、臨時の保護者会がもたれますが、もともと、匿名ｚさんが提起されたような「心」を持って開こうとされた会ではありません。 9月25日予定の吊るし上げ集会の、吊るし上げが都合悪くなったので、急遽、作戦を変更するためにもたれる、９．２５の準備会です（一昨日のコナンさんの検証）。 主催者側（学校？ＰＴＡ会長？）が、「邪心」を持って会を進めようとする限り、混乱は深まるばかりです。 匿名ｚさんの引用で締めくくります。 （引用始め） ＞各団体、また個人の皆さん （引用終わり） 先日、四国中央市議会定例会の一般質問と回答によって、責任の所在ははっきりしました。すべて、学校現場にあるのです。 これまで土居中では、Ｓ教頭のやりたいようにやって、それに邪魔な教師がいれば、市教委に送り込んであるスパイを呼びつけて、責任を市教委に押し付け、市教委からの指導と圧力と言う形でその教師を潰してきました。 また、青木議員さんが一般質問の中で読まれたように、生徒であっても、うつ病を発症した生徒を追い込むようなことをし、教頭の気に入らない生徒は幹部教師集団で徹底的にイジメて転校に追いやり、市教委へは自分の都合のいいようにしか報告しませんでした。 このような腐りきった組織のままでは、 ＞土居中が落ち着きを取り戻す事も ＞新たに前進する事もありえません。 今夜保護者会に出席される保護者の皆さんのうち、教頭たちのスパイでない方々は、どうぞ、闘ってください！！ 四国中央市議会で責任の所在がはっきりとした後の、第１回目の保護者会です。 保護者の勇士の皆さん！！ 自信を持って闘ってください！！ 常に、光は闇を照らし出します。光は闇に負けることはないのです。 時は満ちました。 保護者勇士の皆さんの上に、神の光が降り注がれますように。 平成２０年９月１２日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【２６】是は是、非は非 昨夜の保護者についての情報は、まだ何も入ってない。掲示板を見ただけである。その状態で、書き始める。 私は、昔々のそのまた昔、ある武道をやっていた。試合に出て決勝戦、私の自信の強烈なパンチを放った次の瞬間、目の前が真っ暗になり、私は救急車の中で気が付いた。相手のハイキックを側頭部にカウンターでもらって、そのまま気を失っていたのだ。次の日は、１日中、大変だった。少し動いただけで頭の中がズキズキした。当然その日は１日中寝ていて仕事は休む。全治５日間だった。 さて１月１６日のゴタゴタの件で、学校側は被害届を警察に出したそうであるが、診断書を再度書き直してもらっているらしい。８月２１日の報告会で、Ｉ教諭が全治３週間であったと報告されているからである。１月時点で出された診断書は全治５日間であった。１月１６日には、A教諭のヒジが強烈にあご（左？右？）にあたってその場で気を失い、救急車で病院に運ばれて、翌日は学校休み、５日間安静にしていたのであろう。 しかしこれが３週間ということになるとかなりのものである。肘が当たったところにひびが入っていてそれが完治するのに３週間かかったのであろう。それならば納得できる。全治３週間の怪我と言うのは、かなり大きな怪我なのである。目が見えなかったとも聞いた。当然車の運転は危険である。タクシーか家の人に運んでもらうか、したのであろう。１週間か２週間は入院したに違いない。 けれども、１月から６月までずっと全治５日間で来ていて、被害届を出す段階になって突然３週間になっている。それまでずっと頭蓋骨に入ったヒビをみんなに隠して傷を押さえて頑張っていたのであろう。おそらく、本当のことを言っても教頭からは相手にされないので、教頭の言うままにしていたのであろう。Ｉ教諭にお悔やみ申しあげる。 さて、何年か前にこんな事故があった。高速道路で車が故障して、止めていると、後ろから来た車に追突された。そして出てきた男に暴力を振るわれたという女性がいた。記憶が定かでないが、たしかその彼氏が高速道路から突き落とされたというようなものだったと記憶している。ところが数日後、それは女性の自作自演であったことが分かった。 この場合、女性はいったいその後どうなったのだろうか。そこまでは確かめてない。しかしあれだけ人騒がせ、警察に嘘をついたのである。たぶん偽証罪（？）か、何らかの罪で逮捕されたであろう。 先日の市議会で、青木議員の一般質問に対して教育長さんは「警察当局に任せて解明に当たることもある」とおっしゃっている。伊原巧市長さんは、「是は是、非は非で、まずは取り組むべきことが非常に重要だろうというふうに思いますから、法に照らしてだめなことはだめ、いいことはいいという、まずはこれが大前提にあると思います。」とおっしゃっている。 これは、大変重大な発言ではないだろうか。 つまり、土居中学校で起こった１月１６日の件は、教職員集団や市教委など内輪で解決できるほど生易しいものではない。警察に入ってもらってきちんとと調べてもらわなければならない。そういう段階にきている。そして、法に照らしてだめなことはだめ、いいことはいいとする。 市長さんのおっしゃった、「是は是、非は非」と言うのは、大変重たい言葉である。 偽証罪：法律により宣誓した証人が虚偽の陳述をしたときは、三月以上十年以下の懲役に処せられる（169条）。 １月１６日、３時過ぎに、その場にいた人物（校長や教頭）が居なかったことにしたり、養護教諭が居なかったことにしたり。そのような嘘で塗り固めて被害届を警察に出すのであるから、これは非常にタチが悪い。警察をなめているといわざるをえないだろう。 四国中央署は日本一優秀な警察署である。 土居中幹部および関係者が行っていることは、大きな犯罪である。きっちりと調べていただき、法に照らしてだめなことはだめ、いいことはいいと処置をしてほしい。 なお、１月１６日のゴタゴタの元には、幹部教師集団が一人の生徒をよってたかっていじめているといういじめの現実があった。それだけでも十分、逮捕するに値するのではないだろうか。新聞社など、マスコミも取材を進めて準備しておいて、何か警察に動きがあったときは、いっせいに出せるようにしておくといいのではないだろうか？ この問題は根が深い。まず人事の問題がある。20年近く居座り続けて同じ学校の中で教頭に昇進したＳ教諭が、すべての犯罪の中心人物だからである。そのような人事を行わせしめた不自然な何らかの「力」がある。1学期には、差別ゆるさんど行進で大もめにもめた。そのゆるさんど会は責任者が誰なのか正体不明。学校内部では、総合の時間もすべて同和問題学習に充てられる始末。 これらすべてを明らかにしなければ、四国中央紙の教育は正常にはならない。それどころか、今後汚染されていくであろう。 市教委の野村勝廣教育長は、これまで土居中（ 同時に、県教委は、ここまで来たらもう、見て見ぬ振りはできないであろう。いやもうすでに動か動き出しているものと信じたい。教育現場で今このようなおぞましい悲惨な出来事が起こっている。教師集団自らでは浄化できず、警察の手を借りなければならないほどに至っている。 県教委は、関係者について断固たる処罰を下してほしい。教育正常化のためには断固たる処罰が必要なのである。で、須山三陽校長、Ｓ教頭、Ｔ教務主任には懲戒免職しかないであろう。 それ以外の土居中教師で、彼らからに偽証することを強要された教諭は、第一に警察へ足を運び、自分の証言が強要されたものであったということをはっきりと申し立てるべきである。そういった教諭については、寛大な処置をお願いしたい。 土居中問題は、いよいよ重大な局面に入ってきた。これは、ただ単に１月１６日のゴタゴタがどうのという問題ではない。すでに法務局に寄せられている多くの救済要求の手紙、多くの生徒や保護者達の悲痛な叫び、これを解消できるかどうかという瀬戸際なのである。 四国中央市全市民および愛媛県民が、その苦しんでいる子供達に心を合わせて気持ちを寄せて、動いてほしい。励ましてほしい。 もう一度言う。 すでに法務局などに寄せられている多くの生徒や保護者達の救済要求の手紙、悲痛な叫び ↓ 土居中幹部の嘘を徹底的に暴きだす ↓ 土居中幹部および関係教職員を厳正に処罰する 徹底的にやってほしい。四国中央市の未来のために！！ 平成２０年９月１３日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 【２７】非が是？ 桃子さん。いつもあなたの個性あふれる、しかも一本筋の通った正義感に燃える書き込みを読んで元気をもらっています。 今回のあなたの書き込み[1315] ３週間？？の中で印象的だったのは、 ＞ホンマにウチ、おとろしーなった。 という部分です。 職に貴賎はないといいます。しかし、教師は「聖職」であるという意識を教師自らが持っていなければなりません。それは、驕りや昂ぶりではなく、 「決して嘘をつかない。自分に非があれば謝る」 という精神です。 あなたの文脈から見ると、 ＞ホンマにウチ、おとろしーなった。 には、 『警察がもしもその「先生ゆう生きもん」の嘘に乗せられてしまって、「非を是」としてしまったらどうなるんだ！？』 という思いがあることがわかります。 そうです。それはもっとも、恐ろしいことです。冤罪事件なのです。国家権力が罪もない人を罪人扱いしてしまうという、もっともあってはならないことが起こってしまうことになるからです。もしそんなことになったら、生徒はこれから何を信じていけばいいのでしょうか？大人不信は免れますまい。「大人がそれなら、なんでもありじゃ」という荒んだ気持ちに陥るかもしれません。 あなたがおっしゃるとおり、Ｉ教諭は、１月１６日３時半ごろ、Ｓ教頭の指示で、わざわざ学校から離れた、教え子のいる病院へ行って診断書をもらってきました。全治５日間でした。気絶して救急車で運ばれたわけでもなく、その夜も元気よく、幹部連中と河村敏和次長に状況説明をしていました。私が思うには、この状況は全治１日間であったろうと推測します。私自身が体験した全治５日間とはあまりにも違っているからです。 その後、まごころ教育の出現と掲示板による論争で窮地に立たされたＩ教諭は、生徒に「あれは自分で行こうと思って行ったんではない。教頭が行けというから、病院にいって診断書を取ってきたんだ」と生徒に言っています。 タイモさんが書いておられた通り、Ａ教諭ははめられたのです。 Ｃ２が「殴ったんか？」 Ｃ４が「殴った」 Ｃ３が「よっしゃ、警察じゃ」、 Ｃ１はその様子を見ていてとめようともしません。 Ｃ３はすぐに警察に電話して出動を要請します。 また、Ｃ２はＨ議員に電話してすぐ来るように頼みます。 まだ騒動が治まっておらず、元３年学年主任Ｃ４が「くそばか！、おんどりゃぁー！何ぬかしやがりょんぞ！」とおらび、Ａ教諭が「お前らが生徒をいじめよんだろが！」と叫び、おらび合いをしている間に教務主任Ｃ３は校長に無断で警察を呼ぶのですが、いったん警察官を校長室へ通した後、すぐ帰ってもらっています。 つまり、警察に入ってもらうようなことではなかったということなのです。むしろ問題は、管理職の許可なく、Ｃ３が勝手に警察を導入したことであって、これは処分対象です。そのため、彼らの苦しい嘘のシナリオ作りが始まります。嘘のシナリオは２転３転します。はじめは、生徒に学年集会でＡ教諭を悪者に仕立て上げるため「ボキッと音がした」という嘘を作ります。 次は、管理職の許可なく警察を導入したことについてのいいわけの嘘です。 村上正哲旧校長は、「A教諭が暴れて暴れてどうしようもなかったので仕方なく警察を呼んだ」とご丁寧にも市教委で発表しました（２月）。 けれども、その後A教諭がたまたまボイスレコーダーのスイッチを切り忘れてすべて録音されていたことが分かると、シナリオを３転させます。 すなわち、校長はいなかった、さらに教頭もいなかった、さらに校長が来たことを目撃したと証言する養護教諭もいなかったと。 彼らは、その日（１月１６日）、急きょ臨時職員会を開き、一方的な事情説明をし緘口令を敷きます。ですから、その場にいた教職員以外は誰も真実は知らない状態でした。そしてその場にいた教職員に対しては、シナリオ通りに証言することを強制します。 事件の一切合切を目撃していた養護教諭只一人が、土居派出所へ駆け付けて真実を語ります。この後、養護教諭が、「緘口令」と自分たちの「嘘のシナリオ」に合わせることに反対して真実を語ったことで、彼ら幹部集団は、A教諭が潰れて出て来れなくなった後のターゲットを、養護教諭に絞るのです。 さて、私たちがびっくりしたのは、６月に「彼ら」は被害届を出しますが、そのときには、診断書が全治３週間になっていたということです。 また、事件直後の私たちの聞き取り調査では次のようになっています。 このときも、Ａ教諭に手で触ることはしていません。胸でどんどん押しているのです。Ａ教諭は「当たるな！」と何度も叫びながら抵抗します。 そして、Ａ教諭の左ヒジがＣ５の右頬に当たります。 これが面白いことに、学校が市教委に提出したの『事故報告書』（共産党配布のチラシ左がわ）には、A教諭の右ヒジがＣ５左頬に当たったことになっています。これは一体どういうことか分かりでしょうか。 A教諭の奥様が、市教委において河村次長に「主人は右利きです」といったことから、「右ヒジが左頬に当たった」と作ったわけです。なんといい加減なことでしょうか。（このことから、河村敏和次長と土居中幹部の癒着が明らかです。） 桃子さん。あなたの指摘は大変な的をついています。 ＞Ｉは、１７日にもちゃ～んと学校来とったやん。 元の全治５日間の間に運転もしていますし出張にも言っています。生徒を車に乗せて試合に連れていったりもします。 つまり全治３週間という診断書これは大変な問題のあるものだということになります。 おそらく警察の手が入るでしょう。でなければ、医者と一人の人間がこのよ蜜月関係を持ったが最後、冤罪はいとも簡単に造られてしまうことになるからです。 さて、私たちが四国中央書を日本一優秀な警察署と申し上げているのは、今回のこのことに於いても、６月に被害届が出たけれども、９月に、現在までA教諭は逮捕も書類送検されていないという事実によります。診断書と被害届がそろえば警察署はすぐ動けるのです。しかし動いてない。なぜか。それは、土居中幹部の行ったさまざまな偽装工作を見抜いているからではないでしょうか。 とすれば、調べていく個所は沢山あります。例えばこの事件の発端となった１月１６日A教諭と、Ｍ君との会話。そこでＭ君が明らかにした、幹部教師連中からの２か月以上にわたる執拗ないじめ。 土居中が市教委に提出した事故報告書の作成にかかわった河村敏和次長の疑惑。 …などなど。 被害届を出した方が必ずその言い分が通るものではないことを、前回、高速道路の女性の事件の例で説明しました。私は今回のケースはあれと同じようなものだと思っています。すなわち被害届は出したけれども、実はそれによってそれまで隠してきた悪事がボロボロと出てきて、処分されるのは学校側である、と。四国中央署にはそれを究明していくだけの実力があると私は思っています。 もしもA教諭が書類送検されるようなことが今後あるとすれば、それは大変なことです。四国中央市が冤罪の市になってしまうことを示しているからです。市長さん、警察署長さん、教育長さん、すべて優秀な方々です。そういうリーダーがそろっている四国中央市で、そんな恐ろしいことは起こり得ないと私たちは考えています。 平成２０年９月１５日 まごころ教育友の会代表 大山大仏 |
