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四国中央市立土居中学校の

「幹部教師集団によるイジメ事件」(1)

 

   

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(1) 事件の概要

 

 

註:この事件の被害者は複数の{Bさんたち}です。どのBさんにも共通することなので、このページでは、この呼び方Bさんで統一します。

 

 

Bさんは、2007年の秋から心身のバランスを崩しましたが、医師の勧めや担任の先生らの配慮で、授業中に別室で過ごすことにより、元気を取り戻してきました。ところが、少し安定してきたころ、次のような災厄がBさんに降りかかってきます。

 

幹部教師たちがBさんを強引に教室へ行かせるようにしむけていくのです。

 

はじめはまだ、幹部連中C2〜C6だけが、生徒達を保健室から追い出すように動いていたころでした。

 

12月上旬には3年学年会で、「公式」に、保健室に居る生徒を、強引にでも教室に連れて行くことが、「決定」されます。土居中における「決定」とは、幹部連中から上意下達で教職員集団にムリヤリ浸透させることを言います。

 

※        ※        ※

 

 

Bさんはみんな、もともと学校が好きな子です。人に対して優しく、どんなことも一生懸命する子です。例えば、あるBさんは授業の感想には、「今日の授業はとても楽しくできた。“集中”という事の大切さをとてもわかる授業でした。」と書いています。また、別のBさんは、しんどくてたまらない中でも、授業中声を出すときには学級の中で一番に声を出すような子でした。また別のBさんは、ずっと学校を休んでいましたが、3学期からは学校へ行きたいと保健室に登校していました。そんなBさんが、次第に追い込まれていったのです。

 

 

はじめは幹部連中だけが動いていましたが、幹部連中が、3年学年会で「公式決定」してからは、組織的に3年団の教師は皆、授業へ行く前に保健室をのぞいてから行かなければならなくなりました。ここで、弱っているBさんに対して心を寄せてやさしく接してくれる教師と、厳しく責める教師に自然に分かれていきます。もともと厳しく責める体質のあった教師は、ますます弱っているBさんを責めます。弱っているBさんに対しては、特別な配慮が必要なのです。けれども、その事を理解しようともしない幹部連中は、強引に先の「公式決定」を推し進めようとします。Bさんに対して心を寄り添わせるような教師は、彼らにとって邪魔者でしかありません。むしろ、警戒すべき存在だったのでしょう。

 

そのような教師が生徒と接する機会を作らせないように、見張ります。そして、もし、Bさんとそのような教師が話をしているような場面に遭遇したら、すぐに幹部連中に伝えて、Bさんとその教師とを分断しに走るようなシステムまで構築してしまったのです。

 

1月には、職員会で、「公式決定」をします。こうして、11月下旬にC2から話が出て幹部連中が行っていたことは、土居中学校全体が「組織として取り組むべきこと」になってしまいました。Bさん、すなわち弱い立場の生徒達に加えられる圧力は、全校的な大きなものとなってしまったのです。

 

 

幹部の中でも、特にC2は教頭という管理職です。他の幹部連中を指導する立場にあるのです。

ところが、C2は教職員を良いほうへリードするどころか、ものを言わせないようにして、幹部連中を引き連れて悪事を働いているのです。

 

 

それにしても、彼らは、生徒の進路保障を、一体どう考えているのでしょうか!?

同和教育では、最も大切な柱の一つであるはずです。

 

 

 

私達まごころ教育友の会は、今、声を大にして警告します。

2007年度土居中学校幹部に対して。このままでは、いつか、生徒が貴重ないのちを自ら断ってしまうような事態が起きてしまう。すぐに反省せよ!真摯に反省せよ!と。

さらに、教育委員会に対して。土居中学校幹部には、自浄能力はありません。あのような体制を築き上げてしまう人事に問題があります(別項の考察で触れます)。土居中学校に対して、「強い指導」を入れるべきだ、と。

 

 

 

 

私達は、A教諭に対する「うつ病差別事件」を別項で取り上げました。それは、こうなる事を心配していたからです。「うつ病」という他人には見えない病に苦しんでいるのに、それを訴えても信用せず、逆にさまざまな無茶を強要する。

「うつ病差別事件」と今回の「幹部教師の集団イジメ事件」はまったく同質のものです。

あるBさんは、心の底から搾り出すように、こういいました。

 

本当にこの先生からのいじめはつらいです。集団でくるからです。

 

(A教諭も土居中という職場の中で、幹部連中から集団で組織的に行われるイジメ《差別》に、苦しんだのでした。)

 

※        ※        ※

 

 

 

Bさんの血の流れるような叫びです。

これでも、まだ、土居中学校幹部は、目を覚ますことができないのでしょうか!?

どのBさんも、最後に言う言葉はこれです。

「もう、自分みたいに苦しい思いをする人が出て欲しくない。」

この、小さな勇士たちの魂の叫びが、聞こえないのでしょうか!?

 

 

(卒業後もなんらかの心身疾患に苦しんでいるBさんがいます。)

 

 

 

土居中学校の幹部教師集団は、まだまだ「逃げる」でしょう。彼らが悪質なのは、こういった事をする時に、計画的・組織的に行っている点です。きちんと、「逃げ」のための手もすでに打っているのです。これは、教育の名をかたった《犯罪》であるといっても過言ではありません。

 

 

 

 

 

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