考 察 (1) なぜ善良な教師や罪のない生徒が、人権教育を標榜する学校で、毎年のように弾圧され排除されてしまうのか? それは、きちんと解明される必要があります。 なぜならその差別構造には、全国のどこででも同様ないじめを起こしうる、危険な特徴があるからです。 自殺対策基本法および大綱でこの問題に取り組むことは国民的責務であることが明記されました。 以下、2007年度四国中央市土居中学校の差別構造を考察し、その後土居中学校が早急に取り組まなければならないことを打ち出します。 2007年度 土居中学校の差別構造 2007年度四国中央市土居中学校の教職員幹部は、 浄化されない組織構造 を形成していたと言えます。
陰のボスC2が存在し、陰の会議でそのボスの意向が下ろされます。 この陰の会議では教職員の名前は平気で呼び捨てで使われ、その悪口が飛び交います。 ボスは、その後の決行にあたっては、直接自分が手を下すことはせず、その意向を受けて子分が動きます。 その後、学校組織の正式な場に具体的な指示が下ろされることになります。 要職の大半をこのような悪口集団が固めることにより、簡単には覆せないような潜在的な権力構造を作り出しているのです。
すなわち、支配階級(C1〜C6)と被支配階級、さらに被支配階級の中に不加触層という構造です。 そもそも、今の土居中学校の組織は、強引に上意下達で、例えば「前へならえ」の生徒の指の先に至るまで、権力で徹底指導しようとしています。こういう中では、教師(上)から生徒(下)へと一歩意的な『指導』の流れをつくることが必要です。そのため、生徒と親しく話が出来るような教師は、組織にとっては邪魔な存在になるのです。そこで、そういった教師を孤立化させて分断しようとするのです。 そのために、土居中学校幹部は、人為的にこのような差別構造を作り出してきました。歴史を勉強された方は、このような支配体制を敷いた時代や国家があった事を想起されると思います。 このような人為的な圧制は、それを維持するために多大な力を常に加え続けなければなりません。そのために、被支配階級の中にもスパイを放ち、不加触層との壁が壊れないように分断する必要があります。また、職員会という公的な会議の場で、幹部連中のターゲットにされた者が、吊るし上げられる『吊るし上げ職員会』というものがあります。 被支配階級の中にいる者もさまざまで、土居中の体制に則って生徒に多大な圧力を加える者から、ターゲットにされないように息を潜めている者、そして、数は少ないですが闘っている者…、などなど。 さらに重要な事は、このような非人権的な支配体制が維持できるのは、これらを正当化する錦の御旗があって、それが土居中学校内部のみならず土居中学校を取り巻くもっと広い範囲で影響力を振っているためです。それがゆえに、組織の自己浄化を困難にしているのです。ただし、これは大変微妙な問題なので、ここでは触れません。 半ば、「C2の私物」と化していた土居中学校 前項(1)で明らかになったように、この差別事件においては、中心に存在するのはC2です。もっとも責任は重たいでしょう。 さて、C2がこのようにむちゃくちゃな事をやってのけることができるのは、それを助ける輩が存在するからです: C2に動かされているのだけれど、半ばは自分の意志で堂々とことを実行してしまうC3。 C3は、C2に次ぐ要職にあるだけにその責任は3番目に大きく問われなければなりません。 実際に、さまざまな教師に対してのパワーハラスメント(イジメ)を土居中学校において組織化するにあたって、C3の果たしている役割は大きいのです(恫喝や直接の暴力など)。 また、C2に動かされその言いなりになって働くC4、C5、C6。(3人とも、いわゆる「パシリ」です)。 また、C2、C4、C5、C6は、強力な悪口仲良し集団を形成しており、秘密の場所で毎日集まっては教職員やPTAや他校などありとあらゆるものの悪口を言い合っています。その場の中心はC2で、C2に最も追従するのはC4(そのみっともなさには開いた口が塞がりません)、そしてC5。 上記のような彼らだけの私的な密室(更衣室を給食時間に自分達のランチルームにしていた)は、彼らが学校運営を私物化して居ると言っても過言ではないでしょう。私的密室会議の延長線上で、学校運営にかかわることまでもが、企画委員会や職員会や学年会に下され、学校全体がそれに従って動いて行ってしまうようになっているのです。 C2は、校長室の鍵も持っており、C1が居ようが居るまいが自室のように出入りして使用していました。C1、C2がこのような力関係にあるため、重要事項の最終決定も、C1の一存ではできません。C2がC3〜C6を引き連れてつれて駄々をこねれば、黒も白に、白も黒になってしまうのです。これが、2007年度までの状況でした。 まず、校長室をC2(教頭)に勝手に使わせないことと、更衣室を彼らのランチルームにさせないことが、2008年度の最重要課題です。 考 察 (2) さて、なぜ、一部の支配階級によって、学校の教職員全体が支配されてしまうのでしょうか?
支配階級は、まず、職員を4月当初に「黒」(自分達の意に添う者)か「白」(自分達の意に添わない者)かの線引きをします(もちろんそれは、彼らの秘密会議の中で)。 そして、その後ありとあらゆる手を使って、支配体制を確立しようとします。 その「手」の一つが、完全な「白」(自分達の意に添わない者)を排除することです。2007年度、A教諭はこの標的にされたわけですが、他にも年度途中で辞めていった講師の先生や、途中でうつ病を患った先生など被害者は複数おられます。 2007年度、土居中学校がいかにしてA教諭を排除していったかについては、今後同様な事が繰り返されないようにするためにも、具体的に残しておく必要があります。 (A)から(B)へ たとえば、C3(教務)が、他の教職員の居るところで、わざわざA教諭にあてつけを言う。上図(A)から(B)への動きが始まります。 学年会で、C2、C3、C4、C6がA教諭の悪口を言います。学年の中で、A教諭を孤立させる形が形成されます。 さらには、職員会で、例えばC5が「人権集会の時、A教諭を職員室で見張っていたので、自分は職員会に参加できなかった」と堂々と言います。生徒指導主事が公的な職員会でA教諭を不審者扱いするわけです。こうして、上図(B)の分断の壁が構築されます。 (B)から(C)へ 彼らが、A教諭を完全に排除したのは3学期です。1月16日事件で、彼らは、「待ってました」と一時はもろ手を挙げて喜んだのです。 しかし、上司の許可なく勝手に警察を導入したのは、逆に彼らが責任を追及されるべき失策でした。 また、1月17日にまごころ教育のサイトを発見し、「1月16日事件」などは吹っ飛ぶほど彼らはあわてます。自分達の悪事が明るみに出てしまうからです。同じころ、掲示板に生徒達の学校に対する告発の声が上がり始めます。 そこで、彼らが取った「手」は、「弾圧と言論統制」でした。 そのための準備の職員会が開かれます。これが、《踏みサイト的職員会》でした。 《踏みサイト吊るし上げ職員会》 職員会ではまごころ教育の『助けてください』のページを印刷して配布していました。
それに対して、『おかしい』とか『腹立つ』とかサイトを批判する意見など様々な角度から批判的な意見が出ました。この意見は上図の『黒』の先生たちの意見でした。 私たちは、まごころ教育のサイトでA教諭の受けた差別を取り上げています。そのため、この場で、A教諭を名指しで批判する意見も、支配階級以外の教師から出てきました(A教諭の吊るし上げ)。こうして、A教諭意は完全に「排除」されていきます。上図(C)です。 さらに、当然のことですが、『白』や『灰色』の先生たちは、その話しの流れではついて行けずに黙ったままでした。 すると、こういう場合のお決まりの意見が出てきます: 『意見を言ってない先生の意見が聞きたい。何考えてるかわからないから…』
『サイトどうこう言ってるけど、まずはこの土居中生がこの学校にいないかどうかを、土居中生のように精神的に追い込まれている生徒はいないかどうかを……』 と、最も本質的なところを言いかけた途端、まだこれから本題に入る前に、 C2教頭が 『それは我々が学年主任を呼んでしたけど思い当たるフシはない』 と発言して、遮ります。 それに続きD31(黒)やD35(黒)が、明らかにその先生の意見を遮るかのようにしゃべり続けます。『追い込まれてるってどういう意味?』みたいな発言。 結局このやりとりを見ていた白や灰色の先生は更に喋れなくなってました。それでも無理矢理意見を求めて、最後はそれらの先生を指名して意見を言わしたのでした。 A教諭を完全に排除した後、さらに、この職員会の中で、 『A2、A3、A4、A5、A6が他の先生からいじめられよるという噂が流れてるけど本当か?』 というバカげた質問。 誰もが『いじめられてない』と答えると 『噂なんじゃな。いじめられてるという噂を否定するために全校生徒の前で、私はいじめられてないって言うか?』 A2、A3、A4、A5、A6の先生が、A教諭の次の排除のターゲット、というわけです。命令に従わなければ、上図(C)で、分断の壁の外にはじき出されるのです。 (狂気じみています。しかし土居中では、じっさいにこういう《暴力》が平然と行われるのです。) そして、それを断った先生は、今、大変厳しい状況に追い込まれています。 その状態で、2008年度をはじめなければならない先生が何名かいるのです。 ここまで考察してきて分かると思いますが、本当に生徒の側に立つ「いい先生」(白)が、イジメられるのです。それが、土居中学校教職員集団です。
これは、2007年度だけのことではありません。これまで、土居中学校では毎年繰り返されてきています。教職員の中で、毎年、被害者が出ているのです。 そんな教師集団が、人権教育を唱えても、人心は離れていくばかりでしょう。
教師集団の中にこれほどのイジメがあるのです。 生徒も、ひとたびターゲットにされたら、同様に弾圧且つ排除されます。 ※ ※ ※ 私たちが訴えていることは単純明快です。 すべての人の尊厳を大切にして欲しい。 これだけなのです。 これがなければ、教育とはいえないのです。時として、ガンと譲らず生徒の前に壁になって立ちふさがってあげることが必要な時もあります。仮にその時すぐには分かり合えないことがあるかもしれません。でも、必ずまごころと言うものは通じるものです。 先日、掲示板に「土居中教師を呪ってやりたい」という声がありました。 どう思いますか?? この切実な叫びを、私たちは心を尽くして受け止めなければならないのです。そこにある苦しみを、自分に引き寄せて感じて見なければならないのです。 それをせずして、新しい出発はありえません。新しい風は吹きません。 最近「黒」に染まった四国中央市土居中学校の先生方、いきなり白に戻れないとしても、グレーに戻ってください。 A教諭のうつ病差別事件から始まった2007年度。 うつ病差別と本質的に同じ差別構造で生徒を追い詰め、その「生徒の命が危ない!」と判断して立ち上げたこのサイトでした。 私たちは、一貫して、子どもの心といのちを守るために、学校に自己変革をして欲しいと訴え続けてきました。 人の世に熱あれ、人間に光あれ とは、一部の人間の上にだけ光が差せばいいのではなかったはずです。 すべての人の尊厳を大切にして欲しい。 それが、水平者宣言に込められた理念だったはずです。 考 察 (3) さて、土居中学校の中で、差別構造がそこまで明白になっていながら、なぜ、このような体制にメスを入れることが出来ないのでしょうか? 今後も、生徒たちと教職員の尊い犠牲が出続けなければならないのでしょうか? 下図をご覧ください。 問題は、土居中学校の中だけに納まらないということです。上のような 《権力と癒着》の構造 があるのです。 K次長は、本来土居中学校を指導すべき役目にあります。しかし、完全にC2の支配下に置かれ、権力的に癒着してきました。 例えばこのまごころ教育のサイトについても、毎日1時間ごとに前頁をチェックする係りを作り、更新があった場合は印刷して職員に「これはウソです」と言いながら配る。KJは、その組織の中において、そんなことをしています。C2がしているのとまったく同じことを。 一方。1.16事件のときに、C2がすぐに電話して学校に来てもらい、その後もしばらくは2日ごとに来校していたのがH氏です。H氏は、派手に議会で圧力をかけています(こちら→)。これでは、教師はみんな縮み上がってしまい、命令どおりに動くようになるでしょう。 2007年度までは、各組織の中にあって、この3個人が癒着してしまっていたことが、土居中学校の浄化をさせにくくしてしまっている、隠れた原因なのです。 KJは3月一杯で、その次長という役職を退きます。Jのポストに就く新しいA氏がA次長として、C2との癒着を作らぬことが、土居中学校のために、そして今後のS市の教育界のために、まず、要請されます。 また、H氏は今年任期が切れますから、正しい指導者に代わったら、C2との癒着は切れるでしょう。 そうなれば、C2がこれまでのように好き勝手な事は出来なくなります。 しかし、それまでに、どれだけの犠牲者が出続けることか…。 ※ ※ ※ すべての人の尊厳を大切にして欲しい。 すべての人の尊厳を 大切にして! |